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 ハイブリッド スリープとは
 記事記号:[kj8a34] 初版:2008/Oct/01

 電源状態でハイブリッド スリープが Windows Vista から導入されました。ここでは、従来の Windows XP の電源状態と比較しながら利点を解説します。

シャットダウン
 終了と呼ぶ場合もあります。Windows XP と機能は変わりません。
 Windows の起動状態から終了処理をし、開いていたファイルなども全部閉じます。起動時間が長くなるとメイン メモリ使用量が増加し動作が不安定になりますが、シャットダウンによってメイン メモリの使用量が開放され、再起動後は安定した状態に回復します。
 シャットダウン後はパソコン全体の電源が切れますので電力使用量がゼロになります。ノート パソコンの場合はバッテリ充電のため、電力消費が発生する場合があります。
 不利点は、他の電源状態より起動が遅くなります。

スリープ
 Windows XP では同様の機能をスタンバイと呼びます。まれにサスペンドと呼ぶ場合もあります。
 メイン メモリのみ電力供給を維持し、その他の部位の電源を切ります。メイン メモリ上には起動状態の情報が維持されます。スリープ状態から起動する場合は、このメイン メモリの情報をもとに起動するので、高速で起動します。これが一番の利点です。この場合、再起動ではなくスリープ前の状態が再現された状態で起動します。保存前のファイルがあればそれも再現されます。
 万一、スリープ中に停電などでスリープの情報が破損した場合は、通常の起動になります。ノート パソコンの場合はバッテリがあるため、スリープ情報が維持される場合が多くあります。
 不利点は、スリープ中メイン メモリに電力供給するため、若干の電力消費が発生します。

休止
 Windows XP と機能は変わりません。まれにハイバネーションと呼ぶ場合もあります。
 メイン メモリの情報をハード ディスクに書き込み、パソコン全体の電源を切ります。起動は、通常起動せず、ハード ディスク上のメイン メモリ情報に基づいて起動します。この場合、再起動ではなく休止前の状態が再現された状態で起動します。保存前のファイルがあればそれも再現されます。万一、ハード ディスク上の情報が破損した場合は、通常の起動になります。
 利点は、電源を切るため電量消費がゼロになるのと、起動が通常起動より早く済みます。
 不利点は、スリープより休止状態への移行、起動時間がかかることと、メイン メモリと同じ量のハード ディスクの空き容量が必要です。

ハイブリッド スリーブ
 Windows XP ではこの機能はありません。
 スリープ機能と、休止の機能を組み合わせたものです。メイン メモリの情報は、ハイブリッド スリープ後も電力供給を維持し、同時に同じ内容をハード ディスクに書き込みます。通常、起動はスリープが優先され、メイン メモリの情報をもとに高速起動します。メイン メモリに情報が破損している場合は、ハード ディスク情報をもとに起動します。メイン メモリ、ハードディスクの情報がともに破損している場合は通常起動になります。
 利点、不利点が、スリープ、休止の組み合わせになるため、一見すると不利点が目立ちますが、最大の利点はデータの保護が2重になることです。ノート パソコン、デスクトップ パソコンにかかわらず、これが一番のお勧めです。

記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows Vista SP1、Winodws XP SP3
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