
記事記号:[mh1939] 初版:2011/Sep/30

名前
Write-Verbose
概要
テキストを詳細メッセージ ストリームに書き込みます。
構文
Write-Verbose [-Message] <string> [<CommonParameters>]
説明
Write-Verbose コマンドレットは、テキストを Windows PowerShell の詳細メッセー
ジ ストリームに書き込みます。通常、詳細メッセージ ストリームを使用して、コマ
ンドのデバッグに使用されるコマンド処理に関する情報を送付します。
既定では、詳細メッセージ ストリームは表示されませんが、$VerbosePreference 変
数の値を変更するか、またはいずれかのコマンドで Verbose 共通パラメーターを使
用することで、詳細メッセージ ストリームを表示できます。
パラメーター
-Message <string>
表示するメッセージを指定します。このパラメーターは必須です。Verbose-Mess
age に対してメッセージ文字列をパイプ処理することもできます。
必須 true
位置 1
既定値
パイプライン入力を許可する true (ByValue)
ワイルドカード文字を許可する false
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
入力
System.String
パイプを使用してメッセージを含む文字列を Write-Verbose に渡すことができ
ます。
出力
なし
Write-Verbose は、詳細メッセージ ストリームに対してのみ書き込みを行いま
す。
メモ
-------------------------- 例 1 --------------------------
C:\PS>Write-Verbose -message "Searching the Application Event Log."
C:\PS> Write-Verbose -message "Searching the Application Event Log." -verbo
se
説明
-----------
これらのコマンドは、Write-Verbose コマンドレットを使用して、ステータス メッ
セージを表示します。既定では、メッセージは表示されません。
2 番目のコマンドでは、Verbose 共通パラメーターが使用されています。これにより、
$VerbosePreference 変数の値とは無関係に、詳細メッセージが表示されます。
-------------------------- 例 2 --------------------------
C:\PS>$VerbosePreference = "Continue"
C:\PS> Write-Verbose "Copying file $filename"
説明
-----------
これらのコマンドは、Write-Verbose コマンドレットを使用して、ステータス メッ
セージを表示します。既定では、メッセージは表示されません。
1 番目のコマンドは、"Continue" の値を $VerbosePreference ユーザー設定変数に
代入します。既定値の "SilentlyContinue" は、詳細メッセージを抑止します。
2 番目のコマンドは詳細メッセージを書き込みます。
関連するリンク
Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113429
Write-Error
Write-Warning
about_Preference_Variables

基本ソフト: Windows 7
キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Write-Verbose