PowerShell Cmdlet - Test-WSMan
 記事記号:[mh1920] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Test-WSMan
    
概要
    ローカルまたはリモート コンピューター上の WinRM サービスが実行中かどうかをテ
    ストします。
    
構文
    Test-WSMan [[-ComputerName] <string>] [-Authentication <Authentication>] [-C
    redential <PSCredential>] [<CommonParameters>]
    
説明
    Test-WSMan コマンドレットは、WinRM サービスがローカル コンピューターで実行さ
    れているかリモート コンピューターで実行されているかを確認する識別要求を送信
    します。テスト対象のコンピューターでサービスが実行されている場合は、テストす
    るサービスの WS-Management 識別スキーマ、プロトコル バージョン、製品の製造元、
    製品のバージョンなどが表示されます。
    
パラメーター
    -Authentication <Authentication>
        サーバーで使用される認証メカニズムを指定します。設定可能な値は、次のとお
        りです。
        - Basic: Basic は、ユーザー名およびパスワードがクリア テキストでサーバー
          またはプロキシに送信されるスキームです。
        - Default: WS-Management プロトコルによって実装された認証方法を使用しま
          す。
        - Digest: Digest は、サーバーで指定されたデータ文字列をチャレンジで使用
          するチャレンジ/レスポンス スキームです。
        - Kerberos: クライアント コンピューターとサーバーは、Kerberos 証明書を使
          用して手動で認証されます。
        - Negotiate: Negotiate は、認証で使用するスキームを特定するために、サー
          バーまたはプロキシとネゴシエートするチャレンジ/レスポンス スキームです。
          たとえば、このパラメーター値を指定すると、Kerberos プロトコルと NTLM 
          のどちらが使用されるかを特定するネゴシエーションを行うことができます。
        - CredSSP: 資格情報のセキュリティ サービス プロバイダー (CredSSP) 認証を
          使用します。この認証では、ユーザーが資格情報を委任できます。このオプシ
          ョンは、1 台のリモート コンピューターで実行していても、データを他のリ
          モート コンピューターから収集したり、追加のコマンドを他のリモート コン
          ピューターで実行したりするコマンド用に設計されています。
        
        注意: CredSSP により、ユーザーの資格情報がローカル コンピューターからリ
        モート コンピューターに委任されます。これを実行すると、リモート操作のセ
        キュリティ リスクが増します。リモート コンピューターのセキュリティが低
        下している場合に、そのリモート コンピューターに資格情報を渡すと、それを
        使用してネットワーク セッションを制御できます。
        
        重要: 認証パラメーターを指定しないと、Test-WSMan 要求は認証を使用せずに
        リモート マシンに匿名で送信されます。Test-WSMan 要求を匿名で送信した場
        合、オペレーティング システムのバージョンに固有の情報が返されません。代
        わりに、Test-WSMan はオペレーティング システムのバージョンとサービス パ
        ック レベルにヌル値を表示します (OS: 0.0.0 SP: 0.0)。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ComputerName <string>
        管理操作の実行対象のコンピューターを指定します。値には、完全修飾ドメイン
        名、NetBIOS 名、または IP アドレスを指定できます。ローカル コンピュータ
        ー名、localhost、またはドット (.) を使用して、ローカル コンピューターを
        指定します。既定値はローカル コンピューターです。リモート コンピューター
        がユーザーとは異なるドメインにある場合、完全修飾ドメイン名を使用する必要
        があります。
        
        必須                         false
        位置                         1
        既定値                       localhost
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Credential <PSCredential>
        この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既
        定値は現在のユーザーです。"User01"、"Domain01\User01"、"User@Domain.com" 
        などユーザー名を入力します。または、Get-Credential コマンドレットで返さ
        れるような PSCredential オブジェクトを入力します。ユーザー名を入力すると、
        パスワードの入力を促すメッセージが表示されます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    なし
        このコマンドレットは入力を受け取りません。
    
出力
    なし
        このコマンドレットは出力オブジェクトを生成しません。
    
メモ
        既定では、Test-WSMan コマンドレットは認証を使用せずに WinRM サービスにク
        エリし、オペレーティング システムのバージョンに固有の情報を返しません。
        代わりに、オペレーティング システムのバージョンとサービス パック レベル
        にヌル値を表示します (OS: 0.0.0 SP: 0.0)。
    
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>test-wsman
    
    wsmid           : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/identity/1/wsmanidentity
                      .xsd
    ProtocolVersion : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/1/wsman.xsd
    ProductVendor   : Microsoft Corporation
    ProductVersion  : OS: 0.0.0 SP: 0.0 Stack: 2.0
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、WinRM サービスがローカル コンピューターで実行されているかリ
    モート コンピューターで実行されているかを判別します。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>test-wsman -computername server01
    
    wsmid           : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/identity/1/wsmanidentit
                      y.xsd
    ProtocolVersion : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/1/wsman.xsd
    ProductVendor   : Microsoft Corporation
    ProductVersion  : OS: 0.0.0 SP: 0.0 Stack: 2.0
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、WinRM サービスが server01 という名前のコンピューターで実行さ
    れているかどうかを判別します。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>test-wsman -authentication default
    
    wsmid           : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/identity/1/wsmanidentit
                      y.xsd
    ProtocolVersion : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/1/wsman.xsd
    ProductVendor   : Microsoft Corporation
    ProductVersion  : OS: 6.0.6001 SP: 1.0 Stack: 2.0
    
    説明
    -----------
    このコマンドは認証パラメーターを使用して、ローカル コンピューターで WS-Manag
    ement (WinRM) サービスが実行されているかどうかをテストします。
    
    認証パラメーターを使用すると、Test-WSMan コマンドレットはオペレーティング シ
    ステムのバージョンを返すことができます。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>test-wsman -computername server01 -authentication default
    
    wsmid           : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/identity/1/wsmanidentit
                      y.xsd
    ProtocolVersion : http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/1/wsman.xsd
    ProductVendor   : Microsoft Corporation
    ProductVersion  : OS: 6.1.7021 SP: 0.0 Stack: 2.0
    
    説明
    -----------
    このコマンドは認証パラメーターを使用して、server01 という名前のコンピュータ
    ーで WS-Management (WinRM) サービスが実行されているかどうかをテストします。
    
    認証パラメーターを使用すると、Test-WSMan コマンドレットはオペレーティング シ
    ステムのバージョンを返すことができます。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=141464
    Connect-WSMan 
    Disable-WSManCredSSP 
    Disconnect-WSMan 
    Enable-WSManCredSSP 
    Get-WSManCredSSP 
    Get-WSManInstance 
    Invoke-WSManAction 
    New-WSManInstance 
    New-WSManSessionOption 
    Remove-WSManInstance 
    Set-WSManInstance 
    Set-WSManQuickConfig 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Test-WSMan
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