PowerShell Cmdlet - Tee-Object
 記事記号:[mh1915] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Tee-Object
    
概要
    コマンド出力をファイルまたは変数に保存し、コンソールに表示します。
    
構文
    Tee-Object [-FilePath] <string> [-InputObject <psobject>] [<CommonParameters
    >]
    
    Tee-Object -Variable <string> [-InputObject <psobject>] [<CommonParameters>]
    
説明
    Tee-Object コマンドレットは、"T" 字形のようにコマンド出力を 2 方向に送信しま
    す。ファイルまたは変数に出力を保存し、パイプラインにも送信します。Tee-Object 
    がパイプラインの最後のコマンドである場合は、コマンドの出力がコンソールに表示
    されます。
    
パラメーター
    -FilePath <string>
        オブジェクトを保存するファイルを指定します。ワイルドカードを使用できます
        が、単一の名前に解決されるものであることが必要です。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -InputObject <psobject>
        コマンドレットに入力するオブジェクトを指定します。オブジェクトが格納され
        ている変数を入力するか、オブジェクトを取得するコマンドまたは式を入力しま
        す。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Variable <string>
        指定された変数に入力オブジェクトへの参照を代入します。
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Management.Automation.PSObject
        パイプを使用して、リダイレクトするオブジェクトを Tee-Object に渡すことが
        できます。
    
出力
    System.Management.Automation.PSObject
        Tee-Object は、リダイレクトするオブジェクトを返します。
    
メモ
        また、Out-File コマンドレットやリダイレクション演算子も使用できます。こ
        の 2 つは、出力をファイルに保存しますが、パイプラインに渡すことはしませ
        ん。
        
        Tee-Object は、ファイルへの書き込み時に Unicode エンコードを使用します。
        結果として、異なるエンコードのファイルでは出力が適切にフォーマットされな
        い場合があります。エンコード方式を指定するには、Out-File コマンドレット
        を使用します。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>get-process | tee-object -filepath C:\Test1\testfile2.txt 
    
    Handles  NPM(K)    PM(K)      WS(K) VM(M)   CPU(s)    Id ProcessName
    -------  ------    -----      ----- -----   ------    -- -----------
       83       4     2300       4520    39     0.30    4032 00THotkey
      272       6     1400       3944    34     0.06    3088 alg
       81       3      804       3284    21     2.45     148 ApntEx
       81       4     2008       5808    38     0.75    3684 Apoint
    ...
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上で実行しているプロセスの一覧を取得し、その結
    果をファイルに送ります。2 番目のパスが指定されていないため、結果はコンソール
    に表示されます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>get-process notepad | tee-object -variable proc | select-object proces
    sname,handles 
    
    ProcessName                              Handles
    -----------                              -------
    notepad                                  43
    notepad                                  37
    notepad                                  38
    notepad                                  38
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上で実行しているプロセスの一覧を取得し、結果を 
    "proc" という変数に送ります。結果のオブジェクトはパイプを使用して Select-Obj
    ect に渡され、ProcessName および Handles プロパティが選択されます。$proc 変
    数には、Get-Process が返した既定の情報が含まれていることに注意してください。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113417
    about_Redirection 
    Select-Object 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Tee-Object
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