PowerShell Cmdlet - Set-WmiInstance
 記事記号:[mg1997] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Set-WSManInstance
    
概要
    リソースに関連する管理情報を変更します。
    
構文
    Set-WSManInstance [-ApplicationName <string>] [-ComputerName <string>] [-Fra
    gment <string>] [-Port <int>] [-UseSSL] -ResourceURI <Uri> [[-SelectorSet] <
    hashtable>] [-Authentication <AuthenticationMechanism>] [-Credential <PSCred
    ential>] [-Dialect <Uri>] [-FilePath <File>] [-SessionOption <hashtable>] [-
    ValueSet <hashtable>] [<CommonParameters>]
    
    Set-WSManInstance [-ConnectionURI <Uri>] [-Fragment <string>] -ResourceURI <
    Uri> [[-SelectorSet] <hashtable>] [-Authentication <AuthenticationMechanism>
    ] [-Credential <PSCredential>] [-Dialect <Uri>] [-FilePath <File>] [-Session
    Option <hashtable>] [-ValueSet <hashtable>] [<CommonParameters>]
    
説明
    Set-WSManInstance コマンドレットはリソースに関連する管理情報を変更します。
    
    このコマンドレットは、WinRM 接続/トランスポート層を使用して情報を変更します。

パラメーター
    -ApplicationName <string>
        接続のアプリケーション名を指定します。ApplicationName パラメーターの既定
        値は "WSMAN" です。リモート エンドポイントの完全な識別子は、次の形式にな
        ります。
        
              <transport>://<server>:<port>/<ApplicationName>
        
        次にその例を示します。
        
              http://server01:8080/WSMAN
        
        セッションをホストするインターネット インフォメーション サービス (IIS) 
        によって、このエンドポイントを含む要求が、指定されたアプリケーションに転
        送されます。この既定の設定 "WSMAN" は、ほとんどのユーザーに適しています。
        このパラメーターは、Windows PowerShell を実行している 1 台のコンピュータ
        ーに多数のコンピューターがリモート接続を確立するときに使用するように設計
        されています。この場合は、効率性を向上させるため、IIS が Web Services fo
        r Management (WS-Management) をホストします。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       wsman
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Authentication <AuthenticationMechanism>
        サーバーで使用される認証メカニズムを指定します。設定可能な値は、次のとお
        りです。
        
        - Basic: Basic は、ユーザー名およびパスワードがクリア テキストでサーバー
          またはプロキシに送信されるスキームです。
        - Default: WS-Management プロトコルによって実装された認証方法を使用しま
          す。これが既定値です。
        - Digest: Digest は、サーバーで指定されたデータ文字列をチャレンジで使用
          するチャレンジ/レスポンス スキームです。
        - Kerberos: クライアント コンピューターとサーバーは、Kerberos 証明書を使
          用して手動で認証されます。
        - Negotiate: Negotiate は、認証で使用するスキームを特定するために、サー
          バーまたはプロキシとネゴシエートするチャレンジ/レスポンス スキームです。
          たとえば、このパラメーター値を指定すると、Kerberos プロトコルと NTLM 
          のどちらが使用されるかを特定するネゴシエーションを行うことができます。
        - CredSSP: 資格情報のセキュリティ サービス プロバイダー (CredSSP) 認証を
          使用します。この認証では、ユーザーが資格情報を委任できます。このオプシ
          ョンは、1 台のリモート コンピューターで実行していても、データを他のリ
          モート コンピューターから収集したり、追加のコマンドを他のリモート コン
          ピューターで実行したりするコマンド用に設計されています。
        
        注意: CredSSP により、ユーザーの資格情報がローカル コンピューターからリ
        モート コンピューターに委任されます。これを実行すると、リモート操作のセ
        キュリティ リスクが増します。リモート コンピューターのセキュリティが低下
        している場合に、そのリモート コンピューターに資格情報を渡すと、それを使
        用してネットワーク セッションを制御できます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ComputerName <string>
        管理操作の実行対象のコンピューターを指定します。値には、完全修飾ドメイン
        名、NetBIOS 名、または IP アドレスを指定できます。ローカル コンピュータ
        ー名、localhost、またはドット (.) を使用して、ローカル コンピューターを
        指定します。既定値はローカル コンピューターです。リモート コンピューター
        がユーザーとは異なるドメインにある場合、完全修飾ドメイン名を使用する必要
        があります。このパラメーターの値はパイプを使用してコマンドレットに渡すこ
        とができます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       localhost
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ConnectionURI <Uri>
        接続エンドポイントを指定します。この文字列の形式は次のとおりです。
        
             <Transport>://<Server>:<Port>/<ApplicationName>
        
        次の文字列は、このパラメーターの正しい形式の値です。
        
             http://Server01:8080/WSMAN
        
        URI は完全修飾名でなければなりません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Credential <PSCredential>
        この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既
        定値は現在のユーザーです。"User01"、"Domain01\User01"、"User@Domain.com" 
        などユーザー名を入力します。または、Get-Credential コマンドレットで返さ
        れるような PSCredential オブジェクトを入力します。ユーザー名を入力すると、
        パスワードの入力を促すメッセージが表示されます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Dialect <Uri>
        フィルター述語で使用する言語を指定します。これはリモート サービスでサポ
        ートされている言語にすることができます。言語 URI には次のエイリアスを使
        用できます。
        
        - WQL: http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/WQL
        - Selector: http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/wsman/SelectorFilt
          er
        - Association: http://schemas.dmtf.org/wbem/wsman/1/cimbinding/associati
          onFilter
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/W
                                     QL
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -FilePath <File>
        管理リソースの更新に使用されるファイルのパスを指定します。ResourceURI パ
        ラメーターと SelectorSet パラメーターを使用して、管理リソースを指定しま
        す。たとえば、次のコマンドは FilePath パラメーターを使用します。
        
        invoke-wsmanaction -action stopservice -resourceuri wmicimv2/Win32_Servi
        ce -SelectorSet @{Name="spooler"} -FilePath:c:\input.xml -authentication 
        default
        
        このコマンドは、ファイルからの入力を使用して、スプーラー サービスの Stop
        Service メソッドを呼び出します。このファイル Input.xml には、次のコンテ
        ンツが含まれています。
        
        <p:StopService_INPUT xmlns:p="http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/
        wmi/root/cimv2/Win32_Service"/>
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Fragment <string>
        指定した操作のために更新または取得されるインスタンス内のセクションを指定
        します。たとえば、スプーラー サービスの状態を取得するには、"-Fragment St
        atus" と指定します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -OptionSet <hashtable>
        要求の内容を変更または詳細化する一連のスイッチをサービスに渡します。これ
        らはサービスに固有であるため、コマンド ライン シェルで使用されるスイッチ
        と似ています。オプションはいくつでも指定できます。
        
        次の例は、値 1、2、および 3 をパラメーター a、b、および c に渡す構文を示
        しています。
        
              -OptionSet @{a=1;b=2;c=3}
        
        必須                         
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Port <int>
        クライアントが WinRM サービスに接続する際に使用するポートを指定します。
        トランスポートが HTTP の場合、既定のポートは 80 です。トランスポートが H
        TTPS の場合、既定のポートは 443 です。HTTPS をトランスポートとして使用す
        る場合、ComputerName パラメーターの値はサーバーの証明書の共通名 (CN) と
        一致する必要があります。ただし、SkipCNCheck パラメーターが SessionOption 
        パラメーターの一部として指定されている場合は、サーバーの証明書の共通名は
        サーバーのホスト名と一致している必要はありません。SkipCNCheck パラメータ
        ーは、信頼されたコンピューターにのみ使用してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ResourceURI <Uri>
        リソース クラスまたはインスタンスの URI (Uniform Resource Identifier) を
        格納します。URI は、ディスクやプロセスなど、コンピューター上の特定の種類
        のリソースを識別するために使用します。
        
        URI はプレフィックスとリソースのパスで構成されます。次にその例を示します。
        
             http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/wmi/root/cimv2/Win32_Logi
             calDisk
             http://schemas.dmtf.org/wbem/wscim/1/cim-schema/2/CIM_NumericSensor
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -SelectorSet <hashtable>
        特定の管理リソース インスタンスの選択に使用される値のペアを指定します。
        リソースのインスタンスが複数存在する場合に SelectorSet パラメーターが使
        用されます。SelectorSet パラメーターの値は、ハッシュ テーブルである必要
        があります。次の例は、このパラメーターの値の入力方法を示しています。
        
            -SelectorSet @{Name="WinRM";ID="yyy"}
        
        必須                         false
        位置                         2
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue, ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -SessionOption <hashtable>
        WS-Management セッションの一連の拡張オプションを定義します。New-WSManSes
        sionOption コマンドレットを使用して作成する SessionOption オブジェクトを
        入力します。使用できるオプションの詳細については、「New-WSManSessionOpti
        on」を参照してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseSSL [<SwitchParameter>]
        リモート コンピューターとの接続確立に Secure Sockets Layer (SSL) プロト
        コルを使用するように指定します。既定では、SSL は使用されません。
        
        WS-Management では、ネットワーク上で送信されるすべての Windows PowerShel
        l コンテンツが暗号化されます。UseSSL パラメーターを使用すると、HTTP では
        なく HTTPS による追加の保護を指定できます。接続に使用されるポートで SSL 
        が利用できない場合にこのパラメーターを指定すると、コマンドは失敗します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ValueSet <hashtable>
        管理リソースの変更に役立つハッシュ テーブルを指定します。ResourceURI パ
        ラメーターおよび SelectorSet パラメーターを使用して、管理リソースを指定
        します。ValueSet パラメーターの値は、ハッシュ テーブルである必要がありま
        す。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    なし
        このコマンドレットは入力を受け取りません。
    
出力
    なし
        このコマンドレットは出力を生成しません。
    
メモ
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>set-wsmaninstance -resourceuri winrm/config/listener -selectorset @{ad
    dress="*";transport="https"} -valueset @{Enabled="false"}
    
    cfg                   : http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/config/lis
                            tener
    xsi                   : http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance
    lang                  : en-US
    Address               : *
    Transport             : HTTPS
    Port                  : 443
    Hostname              :
    Enabled               : false
    URLPrefix             : wsman
    CertificateThumbprint :
    ListeningOn           : {127.0.0.1, 172.30.168.171, ::1, 2001:4898:0:fff:0:5
                            efe:172.30.168.171...}
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、ローカル コンピューターの https リスナーを無効にします。
    
    重要: ValueSet パラメーターは、指定したプロパティの検索時に大文字と小文字が
    区別されます。
    
    たとえば、上記のコマンドを使用します。
    
    これは失敗します。     -ValueSet @{enabled="False"}
    
    これは成功します。     -ValueSet @{Enabled="False"}
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>set-wsmaninstance -resourceuri winrm/config -ValueSet @{MaxEnvelopeSiz
    ekb = "200"}
    
    cfg                 : http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/config
    lang                : en-US
    MaxEnvelopeSizekb   : 200
    MaxTimeoutms        : 60000
    MaxBatchItems       : 32000
    MaxProviderRequests : 4294967295
    Client              : Client
    Service             : Service
    Winrs               : Winrs
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、ローカル コンピューターで MaxEnvelopeSizekb の値を 200 に設
    定します。
    
    重要: ValueSet パラメーターは、指定したプロパティの検索時に大文字と小文字が
    区別されます。
    
    たとえば、上記のコマンドを使用します。
    
    これは失敗します。     -ValueSet @{MaxEnvelopeSizeKB ="200"}
    
    これは成功します。  -ValueSet @{MaxEnvelopeSizekb ="200"}
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>set-wsmaninstance -resourceuri winrm/config/listener -computername SER
    VER02 -selectorset @{address="*";transport="https"} -valueset @{Enabled="fal
    se"}
    
    cfg                   : http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/config/lis
                            tener
    xsi                   : http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance
    lang                  : en-US
    Address               : *
    Transport             : HTTPS
    Port                  : 443
    Hostname              :
    Enabled               : false
    URLPrefix             : wsman
    CertificateThumbprint :
    ListeningOn           : {127.0.0.1, 172.30.168.172, ::1, 2001:4898:0:fff:0:5
                            efe:172.30.168.172...}
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、リモート コンピューター SERVER02 の https リスナーを無効にし
    ます。
    
    重要: ValueSet パラメーターは、指定したプロパティの検索時に大文字と小文字が区
    別されます。
    
    たとえば、上記のコマンドを使用します。
    
    これは失敗します。     -ValueSet @{enabled="False"}
    
    これは成功します。     -ValueSet @{Enabled="False"}
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=141458
    Connect-WSMan 
    Disable-WSManCredSSP 
    Disconnect-WSMan 
    Enable-WSManCredSSP 
    Get-WSManCredSSP 
    Get-WSManInstance 
    Invoke-WSManAction 
    New-WSManInstance 
    New-WSManSessionOption 
    Remove-WSManInstance 
    Set-WSManQuickConfig 
    Test-WSMan 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Set-WSManInstance
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