PowerShell Cmdlet - New-Item
 記事記号:[mg1925] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    New-Item
    
概要
    新しい項目を作成します。
    
構文
    New-Item [-Path] <string[]> [-Credential <PSCredential>] [-Force] [-ItemType 
    <string>] [-Value <Object>] [-Confirm] [-WhatIf] [-UseTransaction] [<CommonP
    arameters>]
    
    New-Item -Name <string> [[-Path] <string[]>] [-Credential <PSCredential>] [-
    Force] [-ItemType <string>] [-Value <Object>] [-Confirm] [-WhatIf] [-UseTran
    saction] [<CommonParameters>]
    
    
説明
    New-Item コマンドレットは新しい項目を作成し、その値を設定します。作成できる
    項目の種類は項目の場所によって異なります。たとえば、ファイル システムでは、N
    ew-Item を使用してファイルとフォルダーを作成します。レジストリでは、New-Item 
    を使用してレジストリ キーとエントリを作成します。
    
    New-Item では作成する項目の値を設定することもできます。たとえば、新しいファ
    イルを作成する際に、New-Item を使用してファイルに初期内容を追加できます。
    
パラメーター
    -Credential <PSCredential>
        この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既
        定値は現在のユーザーです。
        
        "User01" や "Domain01\User01" のようなユーザー名を入力するか、Get-Creden
        tial コマンドレットで生成されるような PSCredential オブジェクトを入力し
        ます。ユーザー名を入力すると、パスワードの入力を促すメッセージが表示され
        ます。
        
        このパラメーターは、Windows PowerShell でインストールされるプロバイダー
        ではサポートされていません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Force [<SwitchParameter>]
        既存の読み取り専用項目に上書きする項目をコマンドレットで作成できるように
        します。実装はプロバイダーごとに異なります。詳細については、「about_Prov
        iders」を参照してください。Force パラメーターを使用しても、コマンドレッ
        トはセキュリティ制限を上書きできません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ItemType <string>
        プロバイダーによって指定された新しい項目の種類を指定します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Name <string>
        新しい項目の名前を指定します。このパラメーターを使用して新しい項目の名前
        を指定するか、または名前を Path パラメーターの値に含めて指定できます。
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Path <string[]>
        新しい項目の場所のパスを指定します。ワイルドカードを使用できます。
        
        新しい項目の名前を Name パラメーターで指定するか、または名前を Path パラ
        メーターに含めて指定できます。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Value <Object>
        新しい項目の値を指定します。パイプを使用して値を New-Item に渡すこともで
        きます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue, ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Confirm [<SwitchParameter>]
        コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -WhatIf [<SwitchParameter>]
        実際にコマンドを実行せずに、コマンドを実行すると何が起きるかを出力します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseTransaction [<SwitchParameter>]
        コマンドを有効なトランザクションに含めます。このパラメーターは、トランザ
        クションの進行中のみ有効です。詳細については、「about_Transactions」を参
        照してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Object
        パイプを使用して新しいアイテムの値を New-Item コマンドレットに渡すことが
        できます。
    
出力
    System.Object
        New-Item は、作成する項目を返します。
    
メモ
        New-Item コマンドレットは、プロバイダーによって公開されているデータを使
        用するように設計されています。セッションで使用可能なプロバイダーの一覧を
        表示するには、「Get-PsProvider」と入力します。詳細については、「about_Pr
        oviders」を参照してください。
            
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>new-item -path . -name testfile1.txt -type "file" -value "This is a te
    xt string."
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、testfile1.txt という名前のテキスト ファイルが現在
    のディレクトリに作成されます。Path パラメーターの値に含まれているドット (.) 
    は、現在のディレクトリを表します。Value パラメーターの後の引用符で囲まれたテ
    キストは、内容としてファイルに追加されます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>new-item -path c:\ -name logfiles -type directory
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、Logfiles という名前のディレクトリが C: ドライブに
    作成されます。Type パラメーターでは、新しい項目が、ファイルなどの他のファイ
    ル システム オブジェクトではなく、ディレクトリであることを指定しています。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>new-item -path $profile -type file -force
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、$profile 変数で指定したパスに Windows PowerShell 
    プロファイルが作成されます。
    
    このプロファイルを使用して Windows PowerShell をカスタマイズできます。$profi
    le は自動 (組み込み) 変数であり、CurrentUser/CurrentHost プロファイルのパス
    とファイル名が格納されています。Windows PowerShell がプロファイルのパスとフ
    ァイル名を保持しているものの、既定ではプロファイルは存在しません。
    
    このコマンドでは、$profile 変数はファイルへのパスを表します。Type パラメータ
    ー (または InfoType) は、このコマンドがファイルを作成することを指定します。F
    orce パラメーターを指定すると、パス中のディレクトリが存在しない場合でも、プ
    ロファイル パスのファイルが作成されます (ディレクトリは Windows PowerShell 
    によって作成されます)。
    
    このコマンドを使用してプロファイルを作成した後、エイリアス、関数、スクリプト
    をプロファイルに入力して、シェルをカスタマイズすることができます。
    
    詳細については、「about_Automatic_Variables」および「about_Profiles」を参照
    してください。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>new-item -type directory -path c:\ps-test\scripts
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、新しい Scripts ディレクトリが C:\PS-Test ディレク 
    トリに作成されます。
    
    新しいディレクトリ項目 (Scripts) の名前は、Name パラメーターの値として指定さ
    れるのではなく、Path パラメーターの値に含めて指定されます。構文に示すとおり、
    どちらのコマンド形式も有効です。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113353
    about_Providers 
    Get-Item 
    Set-Item 
    Remove-Item 
    Clear-Item 
    Invoke-Item 
    Rename-Item 
    Move-Item 
    Copy-Item 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、New-Item
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