PowerShell Cmdlet - Join-Path
 記事記号:[mg1916] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Join-Path
    
概要
    パスと子パスを 1 つのパスに結合します。パスの区切り記号はプロバイダーによっ
    て追加されます。
    
構文
    Join-Path [-Path] <string[]> [-ChildPath] <string> [-Credential <PSCredentia
    l>] [-Resolve] [-UseTransaction] [<CommonParameters>]
    
説明
    Join-Path コマンドレットは、パスと子パスを 1 つのパスに結合します。パスの区
    切り記号はプロバイダーによって追加されます。
    
パラメーター
    -ChildPath <string>
        Path の値に追加する要素を指定します。ワイルドカードを使用できます。Child
        Path パラメーターは必須ですが、パラメーター名 ("ChildPath") は省略可能で
        す。
        
        必須                         true
        位置                         2
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Credential <PSCredential>
        この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既
        定値は現在のユーザーです。
        
        "User01" や "Domain01\User01" などユーザー名を入力します。または、Get-Cr
        edential コマンドレットで生成されるような PSCredential オブジェクトを入
        力します。ユーザー名を入力すると、パスワードの入力を促すメッセージが表示
        されます。
        
        このパラメーターは、Windows PowerShell でインストールされるプロバイダー
        ではサポートされていません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Path <string[]>
        子パスを追加するメイン パスを 1 つ以上指定します。ワイルドカードを使用で
        きます。
        
        Path の値によって、パスを結合し区切り記号を追加するプロバイダーが決まり
        ます。Path パラメーターは必須ですが、パラメーター名 ("Path") は省略可能
        です。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue, ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Resolve [<SwitchParameter>]
        結合されたパスによって参照される項目を表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseTransaction [<SwitchParameter>]
        コマンドを有効なトランザクションに含めます。このパラメーターは、トランザ
        クションの進行中のみ有効です。詳細については、「about_Transactions」を参
        照してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.String
        パイプを使用してパスを含む文字列を Join-Path に渡すことができます。
    
出力
    System.String
        Join-Path は、結果のパスを含む文字列を返します。
    
メモ
        Path という名詞を含むコマンドレット (Path コマンドレット) は、パス名を操
        作し、すべての Windows PowerShell プロバイダーが解釈できる簡潔な形式の名
        前を返します。プログラムやスクリプトで、パス名の全部または一部を特定の形
        式で表示するために使用することを目的としています。Dirname、Normpath、Rea
        lpath、Join など、他のパス操作コマンドレットと同じように使用します。
        
        パス コマンドレットは、FileSystem、Registry、Certificate など、いくつか
        のプロバイダーで使用できます。
        
        Join-Path コマンドレットは、プロバイダーによって公開されているデータを使
        用するように設計されています。セッションで使用可能なプロバイダーの一覧を
        表示するには、「Get-PSProvider」と入力します。詳細については、「about_Pr
        oviders」を参照してください。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>join-path -path c:\win* -childpath System*
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、Join-Path を使用して、パス c:\Win* と子パス System* を結合し
    ます。Windows PowerShell のファイル システム プロバイダー FileSystem によっ
    てパスが結合され、区切り記号 \ が追加されます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>join-path c:\win* System* -resolve
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、パス c:\Win* と子パス System* を結合した結果によっ
    て参照されるファイルとフォルダーが表示されます。Get-ChildItem と同じファイル
    とフォルダーが表示されますが、各項目に対する完全修飾パスが表示されます。この
    コマンドでは、省略可能なパラメーター名 Path と ChildPath が省略されています。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>PS HKLM:\> join-path System *ControlSet* -resolve
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、HKLM\System レジストリ サブキーで、"ControlSet" を
    含むレジストリ キーが表示されます。この例は、Join-Path を Windows PowerShell 
    のレジストリ プロバイダーと共に使用する方法を示します。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>join-path -path C:, D:, E:, F: -childpath New
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、Join-Path を使用して複数のパス ルートと子パスを結合します。
    
    -------------------------- 例 5 --------------------------
    
    C:\PS>get-psdrive -psprovider filesystem | foreach {$_.root} | join-path -ch
    ildpath Subdir
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンソールの各 Windows PowerShell ファイル システム ドライブ
    のルートと Subdir 子パスを結合します。
    
    このコマンドは、Get-PSDrive コマンドレットを使用して、FileSystem プロバイダー
    によってサポートされている Windows PowerShell ドライブを取得します。ForEach 
    ステートメントは PSDriveInfo オブジェクトの Root プロパティのみを選択し、指定
    された子パスと結合します。
    
    出力には、C:\Program Files ディレクトリにマッピングされたドライブがコンピュー
    ターの Windows PowerShell ドライブに含まれていたことが表示されます。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113347
    about_Providers 
    Test-Path 
    Split-Path 
    Resolve-Path 
    Convert-Path 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Join-Path
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