PowerShell Cmdlet - Get-Credential
 記事記号:[mf1963] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Get-Credential
    
概要
    ユーザー名とパスワードに基づいて資格情報オブジェクトを取得します。
    
構文
    Get-Credential [-Credential] <PSCredential> [<CommonParameters>]
    
説明
    Get-Credential コマンドレットは、指定されたユーザー名とパスワードの資格情報
    オブジェクトを作成します。資格情報オブジェクトはセキュリティ操作で使用できま
    す。
    
    コマンドレットは、パスワード、またはユーザー名とパスワードの入力をユーザーに
    求めるメッセージを表示します。システム レジストリ設定に応じて、ダイアログ ボ
    ックスを介して、またはコマンド ラインにメッセージが表示されます。

パラメーター
    -Credential <PSCredential>
        資格情報用のユーザー名 ("User01" や "Domain01\User01" など) を指定します。
        パラメーター名 ("Credential") は省略可能です。
        
        コマンドを送信すると、パスワードの入力を求められます。
        
        ドメインなしでユーザー名を入力した場合、Get-Credential により名前の前に
        円記号が挿入されます。
        
        このパラメーターを省略すると、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       なし
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    None
        パイプを使用してこのコマンドレットに入力を渡すことはできません。
    
出力
    System.Management.Automation.PSCredential
        Get-Credential は、資格情報オブジェクトを返します。
    
メモ
        Get-Credential によって作成される PSCredential オブジェクトは、ユーザー
        認証を必要とするコマンドレット (Credential パラメーターを持つコマンドレ
        ットなど) で使用できます。
        
        Windows PowerShell と共にインストールされるプロバイダーでは、Credential 
        パラメーターはサポートされていません。しかし、Get-WmiObject は Microsoft 
        .NET Framework を直接呼び出すため、Credential パラメーターは Get-WmiObje
        ct で使用できます。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>$c = Get-Credential
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、資格情報オブジェクトを取得し、$c 変数に保存します。
    
    コマンドを入力すると、ユーザー名とパスワードの入力を求めるダイアログ ボック
    スが表示されます。要求された情報を入力すると、ユーザーの資格情報を表す PSCre
    dential オブジェクトがコマンドレットによって作成され、$c 変数に保存されます。
    
    このオブジェクトは、ユーザー認証を必要とするコマンドレット (Credential パラ
    メーターを持つコマンドレットなど) への入力として使用できます。しかし、Window
    s PowerShell と共にインストールされるプロバイダーでは、Credential パラメータ
    ーはサポートされていません。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>$c = Get-Credential
    
    C:\PS>Get-WmiObject Win32_DiskDrive -ComputerName Server01 -Credential $c
    
    説明
    -----------
    これらのコマンドは、Get-Credential からの資格情報オブジェクトを使用して、リ
    モート コンピューター上でユーザーを認証するため、Windows Management Instrume
    ntation (WMI) を使用してコンピューターを管理できます。
    
    最初のコマンドは、資格情報オブジェクトを取得し、$c 変数に保存します。2 番目
    のコマンドは、Get-WmiObject コマンドで資格情報オブジェクトを使用します。この
    コマンドは、Server01 コンピューターのディスク ドライブに関する情報を取得しま
    す。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>C:\PS>Get-WmiObject Win32_BIOS -ComputerName Server01 '
    -Credential (get-credential Domain01\User01)
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、Get-Credential コマンドを Get-WmiObject コマンドに含める方法
    を示します。
    
    このコマンドは、Get-WmiObject コマンドレットを使用して、Server01 コンピュー
    ターの BIOS に関する情報を取得します。このコマンドは Credential パラメーター
    を使用して、ユーザー Domain01\User01 を認証し、Get-Credential コマンドを Cre
    dential パラメーターの値として使用します。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>$c = Get-Credential -credential User01
    
    C:\PS>$c.Username
    
    \User01
    
    説明
    -----------
    この例では、ドメイン名なしのユーザー名を含む資格情報を作成しています。この例
    は、Get-Credential によりユーザー名の前に円記号が挿入されることを示していま
    す。
    
    最初のコマンドは、ユーザー名 User01 を含む資格情報を取得し、$c 変数に保存し
    ます。
    
    2 番目のコマンドは、結果の資格情報オブジェクトの Username プロパティの値を表
    示します。
    
    -------------------------- 例 5 --------------------------
    
    C:\PS>$credential = $host.ui.PromptForCredential("Need credentials", "Pleas
    e enter your user name and password.", "", "NetBiosUserName")
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、PromptForCredential メソッドを使用して、ユーザーにユーザー
    名とパスワードを入力するよう求めます。コマンドは、結果の資格情報を $credent
    ial 変数に保存します。
    
    PromptForCredential は、Get-Credential の代わりに使用しています。PromptForC
    redential を使用すると、メッセージ ボックスに表示されるキャプション、メッセ
    ージ、およびユーザー名を指定できます。
    
    -------------------------- 例 6 --------------------------
    
    C:\PS>Set-ItemProperty 'HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\PowerShell\1\ShellIds' Con
    solePrompting $true
    
    説明
    -----------
    ユーザー名とパスワードが必要な場合、既定では、ユーザーに入力を求めるダイアロ
    グ ボックスが表示されます。コマンド ラインで入力を求めるには、管理者として実
    行している Windows PowerShell でこのコマンドを実行してレジストリを変更します。
    
    ダイアログ ボックスで入力を求めるには、同じコマンドを "ConsolePrompting $fal
    se" と指定して使用します。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113311
    	
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 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Get-Credential
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