PowerShell Cmdlet - Export-Counter
 記事記号:[mf1945] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Export-Counter
    
概要
    Export-Counter コマンドレットは、PerformanceCounterSampleSet オブジェクトを
    受け入れ、そのオブジェクトをカウンター ログ ファイルとしてエクスポートします。
    
構文
    Export-Counter [-Path] <string> -InputObject <PerformanceCounterSampleSet[]> 
    [-Circular <switch>] [-FileFormat <string>] [-Force <switch>] [-MaxSize <int
    >] [<CommonParameters>]
    
説明
    Export-Counter コマンドレットは、パフォーマンス カウンター データ (Performan
    ceCounterSampleSet オブジェクト) をバイナリ パフォーマンス ログ (.blg)、コン
    マ区切り (.csv)、またはタブ区切り (.tsv) 形式のログ ファイルにエクスポートし
    ます。このコマンドレットを使用して、パフォーマンス カウンター データのログを
    記録または再記録できます。
    
    Export-Counter は、Get-Counter コマンドレットおよび Import-Counter コマンド
    レットにより返されるデータをエクスポートするように設計されています。
    
    注: Export-Counter は、Windows 7、Windows Server 2008 R2、およびそれ以降のバ
        ージョンの Windows でのみ実行できます。
    
パラメーター
    -Circular <switch>
        出力ファイルが先入先出法 (FIFO) 形式の循環ログであることを示します。この
        パラメーターを含める場合は、MaxSize パラメーターが必要です。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -FileFormat <string>
        出力ログ ファイルの出力形式を指定します。有効な値は、CSV、TSV、および BL
        G です。既定値は BLG です。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       BLG
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Force <switch>
        Path パラメーターにより指定された場所にファイルが既に存在する場合に、既
        存ファイルを上書きして置き換えます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -InputObject <PerformanceCounterSampleSet[]>
        エクスポートするカウンター データを指定します。データを格納する変数を入
        力するか、Get-Counter コマンド、Import-Counter コマンドなど、データを取
        得するコマンドを入力します。
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -MaxSize <int>
        出力ファイルの最大サイズを指定します。
        
        Circular パラメーターが指定されている場合、ログ ファイルが指定された最大
        サイズに達すると、一番古いエントリが削除され、新しいエントリが追加されま
        す。Circular パラメーターが指定されていない場合、ログ ファイルが指定され
        た最大サイズに達すると、新しいデータは追加されず、コマンドレットにより "
        終了しないエラー" が生成されます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Path <string>
        出力ファイルのパスとファイル名を指定します。ローカル コンピューター上の
        相対パスまたは絶対パスを入力するか、リモート コンピューターの汎用名前付
        け規則 (UNC) パス (\\Computer\Share\file.blg など) を入力します。このパ
        ラメーターは必須です。
        
        注: ファイル形式は、FileFormat パラメーターの値によって決定され、パスの
            ファイル名拡張子によっては決定されません。
        
        必須                         true
        位置                         2
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    Microsoft.PowerShell.Commands.GetCounter.PerformanceCounterSampleSet
        パイプを使用してパフォーマンス カウンター データを Get-Counter または Im
        port-Counter から Export-Counter に渡すことができます。
    
出力
    なし
    
メモ
        ログ ファイル ジェネレーターは、すべての入力オブジェクトのカウンター パ
        スが同じであり、オブジェクトが時間の昇順で配置されていることを想定してい
        ます。
        
        最初の入力オブジェクトのカウンターの種類とパスによって、ログ ファイルに
        記録されるプロパティが決定されます。他の入力オブジェクトに記録対象のプロ
        パティの値が存在しない場合、プロパティ フィールドは空になります。記録対
        象ではないプロパティの値を持つオブジェクトが存在する場合、その他のプロパ
        ティ値は無視されます。
        
        パフォーマンス モニターが、Export-Counter により生成されるすべてのログを
        読み取ることができない場合があります。たとえば、パフォーマンス モニター
        ですべてのログを読み取るには、すべてのオブジェクトのパスが同じで、すべて
        のオブジェクトが同じ時間間隔で区切られている必要があります。
        
        Import-Counter コマンドレットには、ComputerName パラメーターがありません。
        ただし、コンピューターが Windows PowerShell リモート処理用に構成されてい
        る場合は、Invoke-Command コマンドレットを使用して Import-Counter コマンド
        をリモート コンピューター上で実行できます。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS># Export-Counter
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、カウンター データを .blg ファイルにエクスポートします。
    
    このコマンドは、Get-Counter コマンドレットを使用してプロセッサ時間データを収
    集します。また、パイプライン演算子 (|) を使用して、データを Export-Counter 
    コマンドレットに渡します。Export-Counter コマンドは、Path 変数を使用して出力
    ファイルを指定します。
    
    C:\PS> get-counter "\Processor(*)\% Processor Time" -max 50 | export-counter 
    -path $home\counters.blg
    
    データ セットは非常に大きい場合があるため、このコマンドはパイプラインを使用
    してデータを Export-Counter に送信します。データが変数に保存されている場合は、
    データ サイズと釣り合わない量のメモリが使用される可能性があります。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS># Export-Counter
    
    説明
    -----------
    これらのコマンドは、カウンター データを CSV ファイルから BLG 形式に変換しま
    す。
    
    最初のコマンドは、Windows PowerShell の組み込み変換機能を使用して、1 GB とい
    う値をバイト単位で $1GBinBytes 変数に保存します。値の後に K、MB、または GB 
    を入力すると、Windows PowerShell は値をバイト単位で返します。
    
    C:\PS> $1GBinBytes = 1GB
    
    
    2 番目のコマンドは、Import-Counter コマンドレットを使用して、パフォーマンス 
    カウンター データを Threads.csv ファイルからインポートします。この例では、こ
    のファイルが以前に Export-Counter コマンドレットを使用してエクスポートされた
    ファイルであることを仮定しています。
    
    パイプライン演算子 (|) は、インポートされたデータを Export-Counter コマンド
    レットに送信します。このコマンドは、Path パラメーターを使用して出力ファイル
    の場所を指定します。また、Circular パラメーターおよび MaxSize パラメーターを
    使用して、Export-Counter が 1 GB を最大サイズとする循環ログを作成するように
    指示します。
    
    C:\PS> import-counter threads.csv | export-counter -path threadtest.blg -cir
    cular -maxsize $1GBinBytes
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS># Export-Counter
    
    説明
    -----------
    この例では、リモート コンピューターからパフォーマンス カウンター データを取
    得し、リモート コンピューターのファイルにデータを保存する方法を示します。
    
    最初のコマンドは、Get-Counter コマンドレットを使用して、Server01 というリモ
    ート コンピューターからワーキング セット カウンター データを収集します。この
    コマンドは、データを $c 変数に保存します。
    
    C:\PS> $c = get-counter -computername Server01 -counter "\Process(*)\Working 
    Set - Private" -maxSamples 20
    
    2 番目のコマンドは、パイプライン演算子 (|) を使用して $c に保存されているデ
    ータを Export-Counter コマンドレットに送信し、Server01 コンピューター上の Pe
    rf 共有フォルダーにある Workingset.blg ファイルにデータを保存します。
    
    C:\PS> $c | export-counter -path \\Server01\Perf\WorkingSet.blg
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS># Export-Counter
    
    説明
    -----------
    この例では、Import-Counter コマンドレットおよび Export-Counter コマンドレッ
    トを使用して既存データのログを再記録する方法を示します。
    
    最初のコマンドは、Import-Counter コマンドレットを使用して、DiskSpace.blg ロ
    グからパフォーマンス カウンター データをインポートします。このコマンドは、デ
    ータを $all 変数に保存します。このファイルには、エンタープライズ内の 200 を
    超えるリモート コンピューター上にある "LogicalDisk\% Free Space" カウンター
    のサンプルが含まれています。
    
    C:\PS> $all = import-counter DiskSpace.blg
    
    2 番目のコマンドは、$all に保存されているサンプル セット オブジェクトの Coun
    terSamples プロパティと Where-Object コマンドレット (エイリアスは "where") 
    を使用して、CookedValues が 15 (パーセント) 未満であるオブジェクトを選択しま
    す。結果は $lowSpace 変数に保存されます。
    
    C:\PS> $lowSpace = $all.countersamples | where {$_.cookedvalues -lt 15}
    
    3 番目のコマンドは、パイプライン演算子 (|) を使用して、$lowSpace 変数に保存
    されているデータを Export-Counter コマンドレットに送信します。このコマンドは、
    path 変数を使用して、選択されたデータが LowDiskSpace.blg ファイルに記録され
    るように示しています。
    
    C:\PS> $lowSpace | export-counter -path LowDiskSpace.blg
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=138337
    Get-Counter 
    Import-Counter 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Export-Counter
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