PowerShell Cmdlet - Debug-Process
 記事記号:[mf1929] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Debug-Process
    
概要
    ローカル コンピューター上で実行中の 1 つ以上のプロセスをデバッグします。
    
構文
    Debug-Process [-Name] <string[]> [-Confirm] [-WhatIf] [<CommonParameters>]
    
    Debug-Process [-Id] <Int32[]> [-Confirm] [-WhatIf] [<CommonParameters>]
    
    Debug-Process -InputObject <Process[]> [-Confirm] [-WhatIf] [<CommonParamete
    rs>]
    
説明
    Debug-Process コマンドレットは、ローカル コンピューター上で実行中の 1 つ以上
    のプロセスにデバッガーを結合します。プロセスを指定するには、プロセス名または
    プロセス ID (PID) で指定するか、プロセス オブジェクトを Debug-Process に渡し
    ます。
    
    Debug-Process は、現在プロセスに登録されているデバッガーを結合します。このコ
    マンドレットを使用する前に、デバッガーがダウンロードされていて適切に設定され
    ていることを確認します。
    
パラメーター
    -Id <Int32[]>
        デバッグするプロセスのプロセス ID を指定します。パラメーター名 ("-Id") 
        は省略可能です。
        
        プロセスのプロセス ID を検索するには、「get-process」と入力します。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       なし
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -InputObject <Process[]>
        デバッグするプロセスを表すプロセス オブジェクトを指定します。プロセス オ
        ブジェクトを含んでいる変数または Get-Process コマンドのようなプロセス オ
        ブジェクトを取得するコマンドを入力します。プロセス オブジェクトを Debug-
        Process に渡すこともできます。
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Name <string[]>
        デバッグするプロセスの名前を指定します。同じ名前のプロセスが複数存在する
        場合は、Debug-Process は同じ名前のすべてのプロセスにデバッガーを結合しま
        す。パラメーター名 ("Name") は省略可能です。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Confirm [<SwitchParameter>]
        コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -WhatIf [<SwitchParameter>]
        実際にコマンドを実行せずに、コマンドを実行すると何が起きるかを出力します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Int32, System.Diagnostics.Process, System.String
        パイプを使用して、プロセス ID (Int32)、プロセス オブジェクト (System.Dia
        gnostics.Process)、またはプロセス名 (String) を Debug-Process に渡すこと
        ができます。
    
出力
    なし
        このコマンドレットは出力を生成しません。
    
メモ
        このコマンドレットは、Windows Management Instrumentation (WMI) Win32_Pro
        cess クラスの AttachDebugger メソッドを使用します。このメソッドの詳細に
        ついては、MSDN (Microsoft Developer Network) ライブラリの「AttachDebugge
        r Method (AttachDebugger メソッド)」(http://go.microsoft.com/fwlink/?Lin
        kId=143640) を参照してください。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>debug-process -name powershell
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューターの PowerShell プロセスにデバッガーを結合します。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>debug-process -name sql*
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、名前が "sql" で始まるすべてのプロセスにデバッガーを結合します。

    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>debug-process winlogon, explorer, outlook
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、Winlogon、Explorer、Outlook の各プロセスにデバッガーを結合し
    ます。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>debug-process -id 1132, 2028
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、プロセス ID 1132 および 2028 のプロセスにデバッガーを結合し
    ます。
    
    -------------------------- 例 5 --------------------------
    
    C:\PS>get-process powershell | debug-process
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューターの PowerShell プロセスにデバッガーを結合します。
    このコマンドは、Get-Process コマンドレットを使用してコンピューター上の Power
    Shell プロセスを取得し、次にパイプライン演算子 (|) を使用してそのプロセスを 
    Debug-Process コマンドレットに送信します。
    
    特定の PowerShell プロセスを指定するには、Get-Process の ID パラメーターを使
    用します。
    
    -------------------------- 例 6 --------------------------
    
    C:\PS>$pid | debug-process
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューターの現在の PowerShell プロセスにデバッガーを結合
    します。
    
    このコマンドは、現在の PowerShell プロセスのプロセス ID を含んでいる $pid 自
    動変数を使用します。次にパイプライン演算子 (|) を使用して、プロセス ID を De
    bug-Process コマンドレットに送信します。
    
    $pid 自動変数の詳細については、「_Automatic_Variables」を参照してください。
    
    -------------------------- 例 7 --------------------------
    
    C:\PS>get-process -computername Server01, Server02 -name MyApp | debug-proce
    ss
    
    説明
    -----------
    このコマンドは Server01 コンピューターと Server02 コンピューター上の MyApp 
    プロセスにデバッガーを結合します。
    
    このコマンドは、Get-Process コマンドレットを使用して、Server01 コンピュータ
    ーと Server02 コンピューター上の MyApp プロセスを取得します。パイプライン演
    算子を使用してプロセスを Debug-Process コマンドレットに送信し、デバッガーを
    結合します。
    
    -------------------------- 例 8 --------------------------
    
    C:\PS>$p = get-process powershell
    
    C:\PS> debug-process -inputobject $p
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、ローカル コンピューターの PowerShell プロセスにデバッガーを
    結合します。
    
    最初のコマンドで、Get-Process コマンドレットを使用してコンピューター上の Po
    werShell プロセスを取得します。結果のプロセス オブジェクトを $p 変数に保存
    します。
    
    2 番目のコマンドは、Debug-Process の InputObject パラメーターを使用して、$p 
    変数に格納されているプロセス オブジェクトを Debug-Process に送信します。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135206
    Get-Process 
    Start-Process 
    Stop-Process 
    Wait-Process 
    Debug-Process 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Debug-Process
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