PowerShell Cmdlet - ConvertFrom-SecureString
 記事記号:[mf1920] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    ConvertFrom-SecureString
    
概要
    セキュリティで保護された文字列を暗号化された標準文字列に変換します。
    
構文
    ConvertFrom-SecureString [-Key <Byte[]>] [-SecureString] <SecureString> [<Co
    mmonParameters>]
    
    ConvertFrom-SecureString [[-SecureKey] <SecureString>] [-SecureString] <Secu
    reString> [<CommonParameters>]
        
説明
    ConvertFrom-SecureString コマンドレットは、セキュリティで保護された文字列 (S
    ystem.Security.SecureString) を暗号化された標準文字列 (System.String) に変換
    します。セキュリティで保護された文字列とは異なり、暗号化された標準文字列はフ
    ァイルに保存して後で使用することができます。暗号化された標準文字列は、Conver
    tTo-SecureString コマンドレットを使用して、セキュリティで保護された文字列形
    式に戻すことができます。Key パラメーターまたは SecureKey パラメーターによっ
    て暗号化キーが指定されている場合、Rijndael 暗号化アルゴリズムが使用されます。
    指定されているキーの長さは、Rijndael 暗号化アルゴリズムでサポートされている 
    128 ビット、192 ビット、または 256 ビットである必要があります。キーが指定さ
    れていない場合、Windows Data Protection API (DPAPI) を使用して標準文字列の表
    現が暗号化されます。
    
パラメーター
    -Key <Byte[]>
        暗号化キーをバイト配列として指定します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -SecureKey <SecureString>
        暗号化キーをセキュリティ保護された文字列として指定します。セキュリティで
        保護された文字列の値は、キーとして使用される前にバイト配列に変換されます。
        
        必須                         false
        位置                         2
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -SecureString <SecureString>
        暗号化された標準文字列に変換するセキュリティ保護された文字列を指定します。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Security.SecureString
        パイプを使用して ConvertFrom-SecureString に SecureString オブジェクトを
        渡すことができます。
    
出力
    System.String
        ConvertFrom-SecureString は、標準文字列オブジェクトを返します。
    
メモ
        コマンド プロンプトに入力された文字からセキュリティで保護された文字列を
        作成するには、Read-Host コマンドレットの AsSecureString パラメーターを使
        用します。
        
        Key または SecureKey パラメーターを使用してキーを指定する場合、正しい長
        さのキーを指定する必要があります。たとえば、128 ビットのキーは、16 桁の
        バイト配列として指定できます。同様に、192 ビットおよび 256 ビットのキー
        は、それぞれ 24 桁および 32 桁のバイト配列に対応しています。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>$securestring = read-host -assecurestring
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コマンド プロンプトで入力した文字からセキュリティで保護され
    た文字列を作成します。コマンドを入力した後、セキュリティで保護された文字列と
    して保存する文字列を入力します。入力した各文字はアスタリスク (*) で表示され
    ます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>$standardstring = convertfrom-securestring  $securestring
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、$securestring 変数内のセキュリティで保護された文字列を暗号化
    された標準文字列に変換します。結果として生成される暗号化された標準文字列は $
    standardstring 変数に保存されます。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>$key = (3,4,2,3,56,34,254,222,1,1,2,23,42,54,33,233,1,34,2,7,6,5,35,43)
    
    C:\PS> $standardstring = convertfrom-securestring  $securestring -key $key
    
    説明
    -----------
    これらのコマンドは、192 ビット キーの Rijndael アルゴリズムを使用して、$secu
    restring 変数に保存されているセキュリティで保護された文字列を暗号化された標
    準文字列へ変換します。結果として生成される暗号化された標準文字列は $standard
    string 変数に保存されます。
    
    最初のコマンドは、キーを $key 変数に保存します。このキーは 24 桁の配列で、い
    ずれの桁も 256 より小さい値です。
     
    配列の各桁は 1 バイト (8 ビット) であるため、24 桁では 192 ビット (8 ビット 
    x 24) になります。これは、Rijndael アルゴリズムの有効なキーの長さです。それ
    ぞれの値は、1 つの符号なしバイトに保存できる最大値の 256 よりも小さい値です。
    
    2 番目のコマンドは、&key 変数内のキーを使用して、セキュリティで保護された文
    字列を暗号化された標準文字列に変換します。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113287
    ConvertTo-SecureString 
    Read-Host 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、ConvertFrom-SecureString
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