PowerShell Cmdlet - Connect-WSMan
 記事記号:[mf1918] 初版:2011/Sep/30

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Connect-WSMan
    
概要
    リモート コンピューターの WinRM サービスに接続します。
    
構文
    Connect-WSMan [-ApplicationName <string>] [-ComputerName <string>] [-Port <i
    nt>] [-UseSSL] [-Authentication <Authentication>] [-ComputerName <string>] [
    -Credential <PSCredential>] [-Port <int>] [-SessionOption <hashtable>] [<Com
    monParameters>]
    
    Connect-WSMan [-ConnectionURI <Uri>] [-Authentication <Authentication>] [-Co
    mputerName <string>] [-Credential <PSCredential>] [-Port <int>] [-SessionOpt
    ion <hashtable>] [<CommonParameters>]
    
説明
    Connect-WSMan コマンドレットはリモート コンピューターの WinRM サービスに接続
    し、リモート コンピューターに固定接続を確立します。このコマンドレットを WS-Ma
    nagement プロバイダーのコンテキスト内で使用して、リモート コンピューターの Wi
    nRM サービスに接続できます。一方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、
    このコマンドレットを使用してリモート コンピューターの WinRM サービスに接続す
    ることもできます。リモート コンピューターは WS-Management プロバイダーのルー
    ト ディレクトリに表示されます。
    
    リモート コンピューターの WinRM サービスから切断する方法の詳細については、「D
    isconnect-WSMan」を参照してください。

パラメーター
    -ApplicationName <string>
        接続のアプリケーション名を指定します。ApplicationName パラメーターの既定
        値は "WSMAN" です。リモート エンドポイントの完全な識別子は、次の形式にな
        ります。
              <transport>://<server>:<port>/<ApplicationName>
        次にその例を示します。
              http://server01:8080/WSMAN
        
        セッションをホストするインターネット インフォメーション サービス (IIS) 
        によって、このエンドポイントを含む要求が、指定されたアプリケーションに転
        送されます。この既定の設定 "WSMAN" は、ほとんどのユーザーに適しています。
        このパラメーターは、Windows PowerShell を実行している 1 台のコンピュータ
        ーに多数のコンピューターがリモート接続を確立するときに使用するように設計
        されています。この場合は、効率性を向上させるため IIS が Web Services for 
        Management (WS-Management) をホストします。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       wsman
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Authentication <Authentication>
        サーバーで使用される認証メカニズムを指定します。設定可能な値は、次のとお
        りです。
        
        - Basic: Basic は、ユーザー名およびパスワードがクリア テキストでサーバー
          またはプロキシに送信されるスキームです。
        - Default: WS-Management プロトコルによって実装された認証方法を使用します。
          これが既定値です。
        - Digest: Digest は、サーバーで指定されたデータ文字列をチャレンジで使用す
          るチャレンジ/レスポンス スキームです。
        - Kerberos: クライアント コンピューターとサーバーは、Kerberos 証明書を使
          用して手動で認証されます。
        - Negotiate: Negotiate は、認証で使用するスキームを特定するために、サーバ
          ーまたはプロキシとネゴシエートするチャレンジ/レスポンス スキームです。
          たとえば、このパラメーター値を指定すると、Kerberos プロトコルと NTLM の
          どちらが使用されるかを特定するネゴシエーションを行うことができます。
        - CredSSP: 資格情報のセキュリティ サービス プロバイダー (CredSSP) 認証を
          使用します。この認証では、ユーザーが資格情報を委任できます。このオプシ
          ョンは、1 台のリモート コンピューターで実行していても、データを他のリモ
          ート コンピューターから収集したり、追加のコマンドを他のリモート コンピ
          ューターで実行したりするコマンド用に設計されています。
        
        注意: CredSSP により、ユーザーの資格情報がローカル コンピューターからリモ
        ート コンピューターに委任されます。これを実行すると、リモート操作のセキュ
        リティ リスクが増します。リモート コンピューターのセキュリティが低下して
        いる場合に、そのリモート コンピューターに資格情報を渡すと、それを使用して
        ネットワーク セッションを制御できます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       Default
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ComputerName <string>
        管理操作の実行対象のコンピューターを指定します。値には、完全修飾ドメイン
        名、NetBIOS 名、または IP アドレスを指定できます。ローカル コンピュータ
        ー名、localhost、またはドット (.) を使用して、ローカル コンピューターを
        指定します。既定値はローカル コンピューターです。リモート コンピューター
        がユーザーとは異なるドメインにある場合、完全修飾ドメイン名を使用する必要
        があります。このパラメーターの値はパイプを使用してコマンドレットに渡すこ
        とができます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       localhost
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ConnectionURI <Uri>
        接続エンドポイントを指定します。この文字列の形式は次のとおりです。
        
             <Transport>://<Server>:<Port>/<ApplicationName>
        
        次の文字列は、このパラメーターの正しい形式の値です。
        
             http://Server01:8080/WSMAN。URI は完全修飾名でなければなりません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Credential <PSCredential>
        この処理を実行するアクセス許可を持つユーザー アカウントを指定します。既
        定値は現在のユーザーです。"User01"、"Domain01\User01"、"User@Domain.com" 
        などユーザー名を入力します。または、Get-Credential コマンドレットで返さ
        れるような PSCredential オブジェクトを入力します。ユーザー名を入力すると、
        パスワードの入力を促すメッセージが表示されます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -OptionSet <hashtable>
        要求の内容を変更または微調整する一連のスイッチをサービスに渡します。これ
        らはサービスに固有であるという点で、コマンド ライン シェルで使用されるス
        イッチと似ています。任意の数のオプションを指定できます。
        
        次の例は、値 1、2、および 3 をパラメーター a、b、および c に渡す構文を示
        しています。
        
              -OptionSet @{a=1;b=2;c=3}
        
        必須                         
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Port <int>
        クライアントが WinRM サービスに接続する際に使用するポートを指定します。
        トランスポートが HTTP の場合、既定のポートは 80 です。トランスポートが H
        TTPS の場合、既定のポートは 443 です。HTTPS をトランスポートとして使用す
        る場合、ComputerName パラメーターの値はサーバーの証明書の共通名 (CN) と
        一致する必要があります。ただし、SkipCNCheck パラメーターが SessionOption 
        パラメーターの一部として指定されている場合は、サーバーの証明書の共通名は
        サーバーのホスト名と一致している必要はありません。SkipCNCheck パラメータ
        ーは、信頼されたコンピューターにのみ使用してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -SessionOption <hashtable>
        WS-Management セッションの一連の拡張オプションを定義します。New-WSManSes
        sionOption コマンドレットを使用して作成する SessionOption オブジェクトを
        入力します。使用できるオプションの詳細については、「New-WSManSessionOpti
        on」を参照してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseSSL [<SwitchParameter>]
        リモート コンピューターとの接続確立に Secure Sockets Layer (SSL) プロト
        コルを使用するように指定します。既定では、SSL は使用されません。
        
        WS-Management では、ネットワーク上で送信されるすべての Windows PowerShell 
        コンテンツが暗号化されます。UseSSL パラメーターを使用すると、HTTP ではな
        く HTTPS による追加の保護を指定できます。接続に使用されるポートで SSL が
        利用できない場合にこのパラメーターを指定すると、コマンドは失敗します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    なし
        このコマンドレットは入力を受け取りません。
    
出力
    なし
        このコマンドレットは出力を生成しません。
    
メモ
        WS-Management セッションを作成せずに、リモート コンピューターで管理コマ
        ンドを実行したり管理データを照会したりできます。これは、Invoke-WSManAct
        ion と Get-WSManInstance の ComputerName パラメーターを使用して行います。
        ComputerName パラメーターを使用すると、1 つのコマンドに使用される一時的
        な接続が作成されます。コマンドが実行された後、接続は閉じます。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    
    C:\PS>Connect-WSMan -computer server01
    
    PS C:\Users\testuser> cd wsman:
    PS WSMan:\> 
    PS WSMan:\> dir
    
       WSManConfig: Microsoft.WSMan.Management\WSMan::WSMan
    
    ComputerName                                  Type
    ------------                                  ----
    localhost                                     Container
    server01                                      Container
    
    説明
    -----------
    このコマンドはリモートの Server01 コンピューターへの接続を作成します。
    
    Connect-WSMan コマンドレットは通常、WS-Management プロバイダーのコンテキスト
    内で使用して、リモート コンピューター (この場合は server01) に接続します。一
    方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、このコマンドレットを使用して
    リモート コンピューターとの接続を確立することもできます。それらの接続は Comp
    uterName 一覧に表示されます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    
    C:\PS>$cred = Get-Credential Administrator
    Connect-WSMan -computer server01 -credential $cred
    
    PS C:\Users\testuser> cd wsman:
    PS WSMan:\>
    PS WSMan:\> dir
    
       WSManConfig: Microsoft.WSMan.Management\WSMan::WSMan
    
    ComputerName                                  Type
    ------------                                  ----
    localhost                                     Container
    server01                                      Container
    
    説明
    -----------
    このコマンドは管理者アカウントの資格情報を使用して、リモート システム Server
    01 への接続を作成します。
    
    最初のコマンドは、Get-Credential コマンドレットを使用して管理者の資格情報を
    取得し、それを $cred 変数に保存します。Get-Credential コマンドレットは、パス
    ワードの入力またはユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージを表示します。
    システム レジストリ設定に応じて、ダイアログ ボックスまたはコマンド ラインに
    メッセージが表示されます。
    
    2 番目のコマンドは Credential パラメーターを使用して、$cred に保存されている
    資格情報を Connect-WSMan に渡します。次に、Connect-WSMan は管理者の資格情報を
    使用してリモート システム server01 に接続します。
    
    Connect-WSMan コマンドレットは通常、WS-Management プロバイダーのコンテキスト
    内で使用して、リモート コンピューター (この場合は server01) に接続します。一
    方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、このコマンドレットを使用して
    リモート コンピューターとの接続を確立することもできます。それらの接続は Compu
    terName 一覧に表示されます。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    
    C:\PS>Connect-WSMan -computer server01 -port 80
    
    PS C:\Users\testuser> cd wsman:
    PS WSMan:\> 
    PS WSMan:\> dir
    
       WSManConfig: Microsoft.WSMan.Management\WSMan::WSMan
    
    ComputerName                                  Type
    ------------                                  ----
    localhost                                     Container
    server01                                      Container
    
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、ポート 80 を介したリモートの server01 コンピューターへの接続
    を作成します。
    
    Connect-WSMan コマンドレットは通常、WS-Management プロバイダーのコンテキスト
    内で使用して、リモート コンピューター (この場合は server01) に接続します。一
    方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、このコマンドレットを使用して
    リモート コンピューターとの接続を確立することもできます。それらの接続は Comp
    uterName 一覧に表示されます。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    
    C:\PS>$a = New-WSManSessionOption -operationtimeout 30000
    Connect-WSMan -computer server01 -sessionoption $a
    
    PS C:\Users\testuser> cd wsman:
    PS WSMan:\> 
    PS WSMan:\> dir
    
       WSManConfig: Microsoft.WSMan.Management\WSMan::WSMan
    
    ComputerName                                  Type
    ------------                                  ----
    localhost                                     Container
    server01                                      Container
    
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、New-WSManSessionOption コマンドで定義されている接続オプション
    を使用して、リモートの server01 コンピューターへの接続を作成します。
    
    最初のコマンドは、New-WSManSessionOption コマンドレットを使用して、接続設定オ
    プション一式を $a 変数に保存します。この場合は、セッション オプションによって
    接続タイムアウトが 30 秒 (30,000 ミリ秒) に設定されます。
    
    2 番目のコマンドは、SessionOption パラメーターを使用して、$a 変数に保存されて
    いる資格情報を Connect-WSMan に渡します。次に Connect-WSMan は、指定したセッ
    ション オプションを使用して、リモートの server01 コンピューターに接続します。
    
    Connect-WSMan コマンドレットは通常、WS-Management プロバイダーのコンテキスト
    内で使用して、リモート コンピューター (この場合は server01) に接続します。一
    方、WS-Management プロバイダーに切り替える前に、このコマンドレットを使用して
    リモート コンピューターとの接続を確立することもできます。それらの接続は Comp
    uterName 一覧に表示されます。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=141437
    Disable-WSManCredSSP 
    Disconnect-WSMan 
    Enable-WSManCredSSP 
    Get-WSManCredSSP 
    Get-WSManInstance 
    Invoke-WSManAction 
    New-WSManInstance 
    New-WSManSessionOption 
    Remove-WSManInstance 
    Set-WSManInstance 
    Set-WSManQuickConfig 
    Test-WSMan 
    	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Cmdlet、Connect-WSMan
ご利用数: 1915793
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