PowerShell HelpFile - about_modules
 記事記号:[me1550] 初版:2011/May/10

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

トピック
    about_Objects

簡易説明
    Windows PowerShell のオブジェクトに関する基本的な情報を提供します。

詳細説明
    Windows PowerShell で行われるすべてのアクションは、オブジェクトの
    コンテキスト内で処理されます。1 つのコマンドから次のコマンドへデータ
    が移動されるときには、1 つ以上の識別可能なオブジェクトとして移動されます。
    オブジェクトとは、名前空間内の項目を表すデータのコレクションです。オブ
    ジェクトは、そのオブジェクトの種類、メソッド、およびプロパティという 
    3 種類のデータで構成されています。


    オブジェクトの種類に関するデータには、それがどのようなオブジェクトであるかに
    関する詳細情報が示されています。たとえば、FileInfo オブジェクトはファイルを
    表すオブジェクトです。

    オブジェクトのメソッドとは、オブジェクトが表す項目に対して実行できるアクショ
    ンのことです。たとえば、FileInfo オブジェクトには、ファイルをコピーするため
    のメソッドが含まれています。つまり、オブジェクトの copy メソッドを呼び出すと、
    そのオブジェクトに対応するファイルがコピーされます。

    オブジェクトのプロパティとは、そのオブジェクトの状態に関する情報のことです。
    たとえば、FileInfo オブジェクトには length プロパティがあります。これは、Fil
    eInfo オブジェクトで表されるファイルのサイズを指定します。

    オブジェクトを操作するときには、そのオブジェクトのメソッドとプロパティをコマ
    ンドで使用し、特定のアクションを実行してデータを操作できます。この機能は、複
    数のコマンドを 1 つのパイプラインに結合するときに特に便利です。

    コマンドを 1 つのパイプラインに結合すると、コマンド間の情報はオブジェクトと
    して渡されます。最初のコマンドが実行されると、1 つ以上のオブジェクトがパイプ
    ラインをとおして 2 番目のコマンドに送られます。2 番目のコマンドは、最初のコ
    マンドからオブジェクトを受け取って処理し、新しいオブジェクトまたは修正したオ
    ブジェクトをパイプライン内の次のコマンドに渡します。この処理は、パイプライン
    内のすべてのコマンドが実行されるまで続きます。

    次の例は、1 つのコマンドから次のコマンドにオブジェクトがどのようにして渡され
    るかを示しています。

        Get-ChildItem c: | where {$_.PsIsContainer -eq $false} | 
        Format-List

    最初のコマンド (Get-ChildItem c:) は、ファイル システムのルート ディレクトリ
    にある各項目のオブジェクトを返します。これらのオブジェクトはパイプラインをと
    おして 2 番目のコマンド (where {$_.PsIsContainer -eq $false}) に渡されます。
    2 番目のコマンドは、オブジェクトの PsIsContainer プロパティを使用して入力オ
    ブジェクトのデータをフィルター処理し、ディレクトリ (コンテナー) が返されない
    ようにします。この情報は 3 番目のコマンド (Format-List) にオブジェクトとして
    渡され、パイプで渡された各オブジェクトの内容がリスト形式で表示されます。

関連項目
    about_Methods
    about_Properties
    about_Pipelines
    Get-Member
	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、HelpFile、about_objects
ご利用数: 1913384
感想・要望・問い合わせは こちら