PowerShell Alias - gl
 記事記号:[mcAc96] 初版:2010/Dec/28

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Get-Location
    
概要
    現在の作業場所に関する情報を取得します。
    
構文
    Get-Location [-PSDrive <string[]>] [-PSProvider <string[]>] 
    [-UseTransaction] [<CommonParameters>]
    
    Get-Location [-Stack] [-StackName <string[]>] [-UseTransaction] 
    [<CommonParameters>]
    
説明
    Get-Location コマンドレットは、pwd (作業ディレクトリの印刷) コマンドとよく似
    ており、現在のディレクトリを表すオブジェクトを取得します。
    
    Windows PowerShell ドライブ間で移動する場合、Windows PowerShell は各ドライブ
    での場所を維持します。Get-Location を使用すると、各ドライブでの場所を見つけ
    ることができます。
    
    さらに、Get-Location を使用して起動時に現在のディレクトリを取得し、Windows P
    owerShell プロンプトで現在のディレクトリを表示する関数など、関数やスクリプト
    で使用できます。
    
    Push-Location コマンドレットを使用してパス スタックに場所を追加した場合は、
    Get-Location の Stack パラメーターを使用して現在のスタックを表示できます。

パラメーター
    -PSDrive <string[]>
        指定された Windows PowerShell ドライブ上の現在の場所を取得します。
        
        たとえば、Certificate ドライブの場合、このパラメーターを使用して C: ドラ
        イブでの現在の場所を見つけることができます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -PSProvider <string[]>
        指定された Windows PowerShell プロバイダーによってサポートされるドライブ
        での現在の場所を取得します。
        
        指定されたプロバイダーが複数のドライブをサポートしている場合は、Get-Loca
        tion は最近アクセスしたドライブ上の場所を返します。
        
        たとえば、C: ドライブの場合、このパラメーターを使用して Windows PowerShe
        ll レジストリ プロバイダーのドライブでの現在の場所を見つけることができま
        す。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Stack [<SwitchParameter>]
        既定のパス スタック内の場所を表示します。
        
        既定のスタックにパスを追加するには、Push-Location コマンドレットを使用し
        ます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -StackName <string[]>
        指定されたパス スタック内の場所を表示します。
        
        パス スタックを作成するには、Push-Location コマンドレットを使用します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseTransaction [<SwitchParameter>]
        コマンドを有効なトランザクションに含めます。このパラメーターは、トランザ
        クションの進行中のみ有効です。詳細については、「about_Transactions」を参
        照してください。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    なし
        パイプを使用してこのコマンドレットに入力を渡すことはできません。
    
出力
    PathInfo オブジェクトまたは StackInfo オブジェクト
        Stack または StackName パラメーターを使用すると、Get-Location は StackIn
        fo オブジェクトを返します。それ以外の場合は、PathInfo オブジェクトを返し
        ます。
    
メモ
        場所はスタックに格納できます。Push-Location コマンドレットは、スタックの
        上に場所を追加します。Pop-Location コマンドレットは、スタックの最上部で
        場所を取得します。
         
        PSProvider、PSDrive、Stack、StackName の各パラメーターがどのように相互に
        影響しあうかは、プロバイダーに依存します。ドライブとそのドライブを公開し
        ていないプロバイダーを指定した場合など、エラーになる組み合わせもあります。
        パラメーターを指定しないと、Get-Location は、現在の作業場所が格納された、
        プロバイダーの PathInfo オブジェクトを返します。
        
        Get-Location コマンドレットは、プロバイダーによって公開されているデータ
        を使用するように設計されています。セッションで使用可能なプロバイダーの一 
        覧を表示するには、「Get-PSProvider」と入力します。詳細については、「abou
        t_Providers」を参照してください。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    C:\PS>get-location
    
    Path
    ----
    C:\WINDOWS
    
    説明
    -----------
    このコマンドを実行すると、現在の Windows PowerShell ドライブ上の場所が表示さ
    れます。
    
    たとえば、C: ドライブにある Windows ディレクトリの場合、そのディレクトリへの
    パスが表示されます。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    C:\PS>set-location
    
    説明
    -----------
    これらのコマンドは、Get-Location を使用してさまざまな Windows PowerShell ド
    ライブ上の現在の場所を表示する方法を示します。
    
    最初のコマンドは、Set-Location コマンドレットを使用して、現在の場所を C: ド
    ライブの Windows サブディレクトリに設定します。
    
        C:\PS> set-location C:\Windows
    
    2 番目のコマンドは、Set-Location コマンドレットを使用して、場所を HKLM:\Soft
    ware\Microsoft レジストリ キーに変更します。HKLM: ドライブ上の場所に移動する
    場合、Windows PowerShell は C: ドライブ上の場所を維持します。
    
        PS C:\WINDOWS> set-location HKLM:\Software\Microsoft
        PS HKLM:\Software\Microsoft>
    
    3 番目のコマンドは、Set-Location コマンドレットを使用して、場所を "HKCU:\Con
    trol Panel\Input Method" レジストリ キーに変更します。
    
        PS HKLM:\Software\Microsoft> set-location 'HKCU:\Control Panel\Input 
        Method'
        PS HKCU:\Control Panel\Input Method>
    
    4 番目のコマンドは、Get-Location コマンドレットを使用して、C: ドライブ上の現
    在の場所を見つけます。このコマンドは、PSDrive パラメーターを使用してドライブ
    を指定します。
    
        PS HKCU:\Control Panel\Input Method> get-location -psdrive c
        Path
        ----
        C:\WINDOWS
    
    5 番目のコマンドは Set-Location コマンドレットを使用して C: ドライブに戻りま
    す。このコマンドはサブディレクトリを指定しませんが、Windows PowerShell では
    保存された場所に戻ります。
    
        PS HKCU:\Control Panel\Input Method> set-location C:
        PS C:\WINDOWS>
    
    6 番目のコマンドは、Get-Location コマンドレットを使用して Windows PowerShell 
    レジストリ プロバイダーによってサポートされるドライブ上の現在の場所を見つけ
    ます。Get-Location は、最近アクセスしたレジストリ ドライブの場所 HKCU: を返
    します。
    
        PS C:\WINDOWS> get-location -psprovider registry
        Path
        ----
        HKCU:\Control Panel\Input Method
    
    HKLM: ドライブ上の現在の場所を表示するには、PSDrive パラメーターを使用してド
    ライブを指定する必要があります。7 番目のコマンドでこれを行います。
    
        PS C:\WINDOWS> get-location -psdrive HKLM
        Path
        ----
        HKLM:\Software\Microsoft
        
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    C:\PS>set-location
    
    説明
    -----------
    これらのコマンドは、Get-Location の Stack パラメーターおよび StackName パラ
    メーターを使用して既定および代替パス スタックのパスを一覧表示します。
    
    最初のコマンドは、現在の場所を C: ドライブの Windows ディレクトリに設定しま
    す。
        
        C:\PS> set-location C:\Windows
    
    2 番目のコマンドは、Push-Location コマンドレットを使用して現在の場所 (C:\Win
    dows) をパス スタックにプッシュしてから、System32 サブディレクトリに移動しま
    す。スタックが指定されていないため、現在の場所が既定のスタックにプッシュされ
    ます。
        C:\WINDOWS>push-location System32
    
    3 番目のコマンドは現在の場所 (C:\Windows\System32) を Stack2 スタックにプッ
    シュしてから場所を WindowsPowerShell サブディレクトリに変更します。
        
        C:\Windows\System32>push-location WindowsPowerShell -stack Stack2
    
    4 番目のコマンドは、Get-Location コマンドレットを使用して、既定のパス スタッ
    ク上のパスを取得します。
        
        C:\WINDOWS\system32\WindowsPowerShell>get-location -stack
    
        Path
        ----
        C:\WINDOWS
    
    最後のコマンドは、Get-Location の StackName パラメーターを使用して、Stack2 
    スタック上のパスを取得します。
        
        C:\WINDOWS\system32\WindowsPowerShell>get-location -stackname Stack2
    
        Path
        ----
        C:\WINDOWS\system32
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    C:\PS>function prompt { 'PowerShell: ' + (get-location) + '> '}
    
    PowerShell: C:\WINDOWS>
    
    説明
    -----------
    この例は、Windows PowerShell プロンプトをカスタマイズする方法を示します。プロ
    ンプトを定義する関数には、Get-Location コマンドが含まれ、コンソールにプロンプ
    トが表示されるたびに実行されます。
    
    既定の Windows PowerShell プロンプトの形式は、"prompt" という特殊な関数によっ
    て定義されます。"prompt" という新しい関数を作成すると、コンソールのプロンプト
    を変更できます。
    
    現在の prompt 関数を表示するには、次のコマンドを入力します。
     
        get-content function:prompt
    
    このコマンドは、キーワード "function" で始まり、その後に関数名 "prompt" が続
    きます。関数本文は大かっこ ({}) の中に示されます。
    
    このコマンドは、"PowerShell: " という文字列で始まる新しいプロンプトを定義しま
    す。現在の場所を追加するには、promp 関数が呼び出されたときに実行される Get-Loc
    ation コマンドを使用します。プロンプトは "> " という文字列で終了します。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113321
    about_Providers 
    Pop-Location 
    Push-Location 
    Set-Location 
	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Alias、gl
ご利用数: 1976890
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