PowerShell Alias - fw
 記事記号:[mcAc86] 初版:2010/Dec/28

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Format-Wide
    
概要
    オブジェクトを、各オブジェクトのプロパティを 1 つだけ表示する幅広い表として
    書式設定します。
    
構文
    Format-Wide [[-Property] <Object>] [-AutoSize] [-Column <int>] 
    [-DisplayError] [-Expand <string>] [-Force] [-GroupBy <Object>] 
    [-InputObject <psobject>] [-ShowError] [-View <string>] [<Com
    monParameters>]
    
説明
    Format-Wide コマンドレットは、各オブジェクトのプロパティを 1 つだけ表示する
    幅広い表としてオブジェクトを書式設定します。Property パラメーターを使用する
    と、表示するプロパティを指定できます。
    
パラメーター
    -AutoSize [<SwitchParameter>]
        データの幅に応じて、列のサイズと数を調整します。既定では、列のサイズと数
        はビューによって決まります。同じコマンド内で AutoSize パラメーターと Col
        umn パラメーターを使用することはできません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Column <int>
        表示する列の数を指定します。同じコマンド内で AutoSize パラメーターと Col
        umn パラメーターを使用することはできません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -DisplayError [<SwitchParameter>]
        エラーをコマンド ラインに表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Expand <string>
        コレクション オブジェクトおよびコレクション内のオブジェクトを書式設定し
        ます。このパラメーターは、ICollection (System.Collections) インターフェ
        イスをサポートするオブジェクトを書式設定するために用意されました。既定
        値は EnumOnly です。
        
        有効な値は次のとおりです。
        -- EnumOnly: コレクション内のオブジェクトのプロパティを表示します。
        -- CoreOnly: コレクション オブジェクトのプロパティを表示します。
        -- Both: コレクション オブジェクトのプロパティおよびコレクション内のオブ
        ジェクトのプロパティを表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Force [<SwitchParameter>]
        セキュリティが低下しない限り、このコマンドの正常な実行を妨げる制限を無効
        にします。たとえば、Force を指定すると、読み取り専用属性が無効になるか、
        ファイル パスを完成させるためにディレクトリが作成されますが、ファイルの
        アクセス許可は変更されません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -GroupBy <Object>
        共有プロパティまたは値を基にグループ化した単位で出力の書式設定を行います。
        出力の式またはプロパティを入力します。
        
        GroupBy パラメーターの値には、新しい集計プロパティを指定できます。集計プ
        ロパティを作成するには、ハッシュ テーブルを使用します。有効なキーは次の
        とおりです。
        
        -- Name (または Label) <string>
        -- Expression <string> または <script block>
        -- FormatString <string>
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -InputObject <psobject>
        書式設定するオブジェクトを指定します。オブジェクトが格納されている変数を
        入力するか、オブジェクトを取得するコマンドまたは式を入力します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Property <Object>
        表示するオブジェクト プロパティとその表示順序を指定します。ワイルドカー
        ドを使用できます。
        
        このパラメーターを省略した場合、表示されるプロパティが、表示されるオブジ
        ェクトごとに異なります。パラメーター名 ("Property") はオプションです。同
        じコマンド内で Property パラメーターと View パラメーターを使用することは
        できません。
        
        Property パラメーターの値には、新しい集計プロパティを指定できます。集計
        プロパティを作成するには、ハッシュ テーブルを使用します。有効なキーは次
        のとおりです。
        
        -- Expression <string> または <script block>
        -- FormatString <string>
        
        必須                         false
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -ShowError [<SwitchParameter>]
        パイプラインを介してエラーを送ります。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -View <string>
        代替表形式の名前または "view" と指定します。同じコマンド内で Property パ
        ラメーターと View パラメーターを使用することはできません。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Management.Automation.PSObject
        パイプを使用して、あらゆるオブジェクトを Format-Wide に渡すことができま
        す。
    
出力
    Microsoft.PowerShell.Commands.Internal.Format
        Format-Wide は、表を表す書式オブジェクトを返します。
    
メモ
        Format-Wide は、その組み込みエイリアスである "fw" で参照することもできま
        す。詳細については、「about_Aliases」を参照してください。
        
        GroupBy パラメーターは、オブジェクトの並べ替えが済んでいることを前提とし
        ています。Format-Custom でグループ化する前に、Sort-Object を使用してオブ
        ジェクトを並べ替えます。
        
        -View パラメーターを使用すると、表の代替形式を指定できます。Windows Powe
        rShell ディレクトリの *.format.PS1XML ファイルで定義されているビューを使
        用できるほか、新しい PS1XML ファイルに作成した独自のビューを Update-Form
        atData コマンドレットを使って Windows PowerShell に追加することも可能です。
        
        View パラメーターに指定する代替ビューは、表形式でなければなりません。表
        形式でない場合、コマンドは失敗します。代替ビューが一覧の場合は、Format-L
        ist を使用します。代替ビューが一覧と表のどちらでもない場合は、Format-Cus
        tom を使用します。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    C:\PS>get-childitem | format-wide -column 3
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、現在のディレクトリにあるファイルの名前を画面上 3 列で表示し
    ます。Get-ChildItem コマンドレットは、ディレクトリにある各ファイルを表すオブ
    ジェクトを取得します。パイプライン経由でファイル オブジェクトは、パイプライ
    ン演算子 (|) によって Format-Wide に渡され、出力用に書式設定されます。Column 
    パラメーターによって、列数が決まります。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    C:\PS>get-childitem HKCU:\software\microsoft | format-wide -property psch
    ildname -autosize
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft キーにあるレジストリ キ
    ーの名前を表示します。Get-ChildItem コマンドレットは、キーを表すオブジェクト
    を取得します。パスは、HKCU: (Windows PowerShell レジストリ プロバイダーが公
    開するドライブの 1 つ) の後にキー パスを記述するという形式で指定します。レジ
    ストリ キー オブジェクトは、パイプライン演算子 (|) によりパイプラインを介し
    て Format-Wide に渡され、出力用に書式設定されます。Property パラメーターによ
    りプロパティの名前が指定され、AutoSize パラメーターにより列が読みやすくなる
    ように調整されます。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113304
	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Alias、fw
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