PowerShell Alias - epcsv
 記事記号:[mcAc81] 初版:2010/Dec/28

この文書は、Windows PowerShellのヘルプ機能で表示される内容を再構成したものです。

名前
    Export-CSV
    
概要
    Microsoft .NET Framework オブジェクトをコンマ区切り値 (CSV) の可変長文字列に
    変換し、その文字列を CSV ファイルに保存します。
    
構文
    Export-CSV [[-Delimiter] <char>] [-Path] <string> -InputObject 
    <psobject> [-Encoding <string>] [-Force] [-NoClobber] [-NoTypeI
    nformation] [-Confirm] [-WhatIf] [<CommonParameters>]
    
    Export-CSV [-UseCulture] [-Path] <string> -InputObject <psobject> 
    [-Encoding <string>] [-Force] [-NoClobber] [-NoTypeInformation] [-Conf
    irm] [-WhatIf] [<CommonParameters>]
    
説明
    Export-CSV コマンドレットは、送信するオブジェクトを表すコンマ区切り (CSV) の
    可変長ファイルを作成します。次に、Import-CSV コマンドレットを使用してファイ
    ル内の CSV 文字列からオブジェクトを再作成します。再作成されたオブジェクトは
    元のオブジェクトの CSV バージョンで、プロパティの値を表す文字列で構成され、
    メソッドはありません。
    
    また、ConvertTo-CSV コマンドレットと ConvertFrom-CSV コマンドレットを使用して、
    .NET Framework オブジェクトを CSV 文字列に (またはその逆に) 変換できます。Exp
    ort-CSV は、CSV 文字列をファイルに保存する点を除いて、ConvertTo-CSV と同じで
    す。
    
    Export-CSV コマンドレットのパラメーターを使用すると、コンマ以外の区切り文字
    を指定するか、現在のカルチャの既定の区切り文字を Export-CSV に使用させること
    ができます。
    
    複数のオブジェクトを Export-CSV に送信する場合、Export-CSV は、送信した最初
    のオブジェクトのプロパティに基づいてファイルを整理します。指定したプロパティ
    が残りのオブジェクトにない場合、そのオブジェクトのプロパティ値は null で、
    コンマを 2 個並べて表記します。残りのオブジェクトに追加のプロパティがある場
    合、それらのプロパティ値はファイルに含まれません。
    
    詳細については、「Export-CSV」とその「注」セクションを参照してください。

パラメーター
    -Delimiter <char>
        プロパティ値を区切る区切り文字を指定します。既定値はコンマ (,) です。コ
        ロン (:) などの文字を入力します。セミコロン (;) を指定するには、それを引
        用符で囲みます。
        
        必須                         false
        位置                         2
        既定値                       , (コンマ)
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Encoding <string>
        エクスポートされた CSV ファイルのエンコード方式を指定します。指定可能な
        値は、Unicode、UTF7、UTF8、ASCII、UTF32、BigEndianUnicode、Default、およ
        び OEM です。既定値は
         ASCII です。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       ASCII
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Force [<SwitchParameter>]
        パスに指定されたファイルを上書きします。この場合、プロンプトは表示されま
        せん。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -InputObject <psobject>
        CSV 文字列としてエクスポートするオブジェクトを指定します。オブジェクトが
        格納されている変数を入力するか、オブジェクトを取得するコマンドまたは式を
        入力します。パイプを使用してオブジェクトを Export-CSV に渡すこともできま
        す。
        
        必須                         true
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   true (ByValue, ByPropertyName)
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -NoClobber [<SwitchParameter>]
        既存のファイルを上書きしません (内容を置き換えません)。既定では、指定し
        たパスにファイルが存在する場合、Export-CSV は警告なしにファイルを上書き
        します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -NoTypeInformation [<SwitchParameter>]
        CSV ファイルから型の情報を省略します。既定では、CSV ファイルの先頭行に 
        "#TYPE" に続いて .NET Framework オブジェクトの型の完全修飾名が含まれます。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Path <string>
        CSV 出力ファイルのパスを指定します。このパラメーターは必須です。
        
        必須                         true
        位置                         1
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -UseCulture [<SwitchParameter>]
        現在のカルチャの区切り記号を項目の区切り文字として使用します。既定値はコ
        ンマ (,) です。
        
        このパラメーターは、スクリプトを世界各地のユーザーに配布する場合に特に役
        立ちます。カルチャの区切り記号を検索するには、(Get-Culture).TextInfo.Lis
        tSeparator コマンドを使用します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       コンマ
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -Confirm [<SwitchParameter>]
        コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    -WhatIf [<SwitchParameter>]
        実際にコマンドを実行せずに、コマンドを実行すると何が起きるかを出力します。
        
        必須                         false
        位置                         named
        既定値                       
        パイプライン入力を許可する   false
        ワイルドカード文字を許可する false
        
    <CommonParameters>
        このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、
        Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、
        OutBuffer、および OutVariable。詳細については、
        「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。
    
入力
    System.Management.Automation.PSObject
        パイプを使用してどの .NET Framework オブジェクトでも Export-CSV に渡すこ
        とができます。
    
出力
    System.String
        CSV 一覧が Path パラメーターに指定されたファイルに送られます。
    
メモ
        Export-CSV コマンドレットは、送信するオブジェクトをコンマ区切り (CSV) の
        可変長文字列に変換して、指定したテキスト ファイルに保存します。Export-CS
        V を使用してオブジェクトを CSV ファイルに保存してから、Import-CSV コマン
        ドレットを使用して CSV ファイル内のテキストからオブジェクトを作成します。
        
        CSV ファイルでは、各オブジェクトはオブジェクトのプロパティ値のコンマ区切
        り一覧で表されます。プロパティ値はオブジェクトの ToString() メソッドを使
        用して文字列に変換されるため、通常はプロパティ値の名前で表されます。Expo
        rt-CSV はオブジェクトのメソッドをエクスポートしません。
        
        エクスポートされたファイルの形式は次のとおりです。
        -- CSV ファイルの先頭行には、#TYPE System.Diagnostics.Process のように、
        文字列 '#TYPE' に続いてオブジェクトの .NET Framework 型の完全修飾名が含ま
        れます。この行を非表示にするには、NoTypeInformation パラメーターを使用し
        ます。
        
        -- CSV ファイルの 2 行目は列ヘッダーを表しています。ここには、最初のオブ
        ジェクトのすべてのプロパティ名のコンマ区切り一覧が含まれます。
        
        -- ファイルの追加行は、各オブジェクトのプロパティ値のコンマ区切り一覧で
        構成されます。
        
    -------------------------- 例 1 --------------------------
    C:\PS>get-process wmiprvse | select-object basePriority,ID,SessionID,Work
    ingSet | export-csv -path data.csv
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、wmiprvse プロセスのプロパティをいくつか選択し、data.csv とい
    う名前の CSV 形式ファイルにエクスポートします。
    
    -------------------------- 例 2 --------------------------
    C:\PS>get-process | export-csv processes.csv 
    
    C:\PS> get-process | export-csv processes.csv 
    
    # In processes.csv
    
    #TYPE System.Diagnostics.Process
    __NounName,Name,Handles,VM,WS,PM,NPM,Path,Company,CPU,FileVersion,...
    Process,powershell,626,201666560,76058624,61943808,11960,C:\WINDOWS...
    Process,powershell,257,151920640,38322176,37052416,7836,C:\WINDOWS\...
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上のプロセスを表すオブジェクトを現在のディレク
    トリの Processes.csv ファイルにエクスポートします。区切り文字が指定されないた
    め、ファイルのフィールドはコンマ (,) で区切られます。
    
    -------------------------- 例 3 --------------------------
    C:\PS>get-process | export-csv processes.csv -Delimiter ";" 
    
    # In processes.csv
    
    #TYPE System.Diagnostics.Process
    __NounName;Name;Handles;VM;WS;PM;NPM;Path;Company;CPU;FileVersion;...
    Process;powershell;626;201666560;76058624;61943808;11960;C:\WINDOWS...
    Process;powershell;257;151920640;38322176;37052416;7836;C:\WINDOWS\...
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上のプロセスを表すオブジェクトを現在のディレク
    トリの Processes.csv ファイルにエクスポートします。また、Delimiter パラメー
    ターを使用してセミコロン (;) を指定します。その結果、ファイルのフィールドは
    セミコロン (;) で区切られます。
    
    -------------------------- 例 4 --------------------------
    C:\PS>get-process | export-csv processes.csv -UseCulture
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上のプロセスを表すオブジェクトを現在のディレク
    トリの Processes.csv ファイルにエクスポートします。また、UseCulture パラメー
    ターを使用して、現在のカルチャの ListSeparator プロパティで指定された区切り
    文字を使用するように Export-CSV に指示します。
    
    -------------------------- 例 5 --------------------------
    C:\PS>get-process | export-csv processes.csv -NoTypeInformation
    
    C:\PS> get-process | export-csv processes.csv -NoTypeInformation
    
    # In processes.csv
    
    __NounName,Name,Handles,VM,WS,PM,NPM,Path,Company,CPU,FileVersion,...
    Process,powershell,626,201666560,76058624,61943808,11960,C:\WINDOWS...
    Process,powershell,257,151920640,38322176,37052416,7836,C:\WINDOWS\...
    
    
    説明
    -----------
    このコマンドは、コンピューター上のプロセスを表すオブジェクトを現在のディレク
    トリの Processes.csv ファイルにエクスポートします。また、NoTypeInformation 
    パラメーターを使用して、ファイルの型情報を非表示にします。
    
関連するリンク
    Online version: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=113299
    Import-CSV 
    ConvertTo-CSV 
    ConvertFrom-CSV 
	
記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows 7
 キーワード: Windows PowerShell、ヘルプ、Alias、epcsv
ご利用数: 1917010
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