ペイントでデータ形式の選択
 記事記号:[ma9298] 初版:2009/Feb/15

 ペイントでの画像を保存するときのデータ形式について解説します。下記図例で一般的な保存形式は、24 ビット ビットマップ、JPEG、GIF、TIFF、PNGです。これらについて解説します。

画像形式の特徴
 ペイントでのデータ保存形式の例。

 この画像をベースに解説します。実際に検証に使用した画像サイズは 1024 × 768 ピクセルです。

 データ保存形式別のデータサイズ、保存色数、データ圧縮方式、主な用途は以下のとおり。

24 Bit BMP JPEG GIF PNG TIFF
データ サイズ 2,250 KB 33 KB 136 KB 911 KB 1,560 KB
データ圧縮方式 非圧縮 不可逆圧縮 不可逆圧縮 可逆圧縮 可逆圧縮
保存色数 1,677 万色 1,677 万色 256 色 1,677 万色 1,677 万色
主な用途 写真
図表
写真


図表
写真
図表
写真
図表

 データサイズは、JPEG、GIF が小さく有利となります。
 データ圧縮方式は、可逆圧縮と不可逆圧縮があります。24 Bit BMP は非圧縮で全データが保持されます。可逆圧縮とは文字のとおり、非圧縮の 24 Bit BMP と同じデータが保持され、失われる画像データはありません。不可逆圧縮の場合は、データの一部が失われます。これはデータ圧縮が主な目的で、いったん失われたデータは元に戻せません。圧縮によって画像品質の劣化が発生しますが、用途ごとにファイル形式を選択することでその影響は最低限で済みます。
 保存色数は、最大色数の 1,677 万色対応が一般的ですが、上記では唯一 GIF が 256 色で不利となります。GIF で保存すると 256 色以上の多色のデータであっても 256 色のデータに置き換えられ、多色のデータは失われます。
 用途は、複雑な形状や色配置のある写真と、多くの線で構成される図表に大別できますが、JPEG が写真、GIF が図表に向いています。非圧縮やデータ圧縮効果の少ないデータ形式では、写真、図表どちらにも向いています。

記事で解説しているパソコンの環境
 基本ソフト: Windows Vista SP1
 アプリケーション: ペイント
ご利用数: 211691
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